専業主婦初日に元職場からの電話、そして退職にあたっての長男(5歳)の思い

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ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

専業主婦初日。

なんだろ、気持ち的には有給気分。仕事場へ行かないって本当か?そうか、今日は有給か~。限られた時間、貴重に使うぞ!

なんだかそんな日々を過ごしています。まだまだ実感なんて湧きません。

そんな気持ちで過ごしていたら、ちょうどお昼頃に電話がなる。画面を見ると昨日まで働いていた病院からだった。

ん?担当していた患者様に何かあったかな?と不安がよぎる。引継ぎは問題ないはずだった。う~ん・・・・とりあえず電話に出てみた。

「はい、美羽です。お疲れ様です。」

「おやすみのところすみません。」と、同僚からだった。

おやすみのところって・・・(笑)

「あの~事務長が話したいことがあるというので、このまま変わってもいいですか?」

事務長、いわば会社でいう社長だ。とりあえず患者様のことではなかったようで安堵する。

「ごめんなー!おやすみのところー(笑)」と、事務長。相変わらずちょっと軽い。

「いや、おやすみと言いますか・・・わたくし退職しております(笑)」と、返答。

折り入ってお願いがあるんだけどな・・・と言って話し始める事務長。とりあえず話を聞く。

「あのさ、秋くらいから、パートで戻ってきてくれないかな?」

沈黙・・・(笑)

在職中、退職後も何か困ったことあったら電話するから番号変わったら教えてなー!と、軽い口調で言ってた事務長。けれど昨日の今日ってさすがに早すぎないかwww

おもわず、吹き出す私。

「事務長・・・私、昨日辞めたんですけどーー」と言うと

「うん。それ、知ってる。」とやや低めの声が電話口から聞こえる。

「いやさ、退職日に”やっぱり”ってことでお願いしようと思ったんだけど、あまりにも足どり軽く帰っていくからさ、声かけられなかったんだわ。」と、事務長。

「え?私、そんなに軽やかでしたか?」と、聞き返す。もちろんそんなつもりはさらさらない。

「うん。軽い軽い!軽やかに白衣を返して、にこやかに挨拶して立ち去って行ってさ、スキップしているように見えたぞ。」と、事務長。

ス・・スキップ・・・・。院内でスキップしてたら不謹慎でしょうが!

「だってさ、辞めていくスタッフの中には涙涙で白衣を返しにくるスタッフも少なくないんだぞ。あんな笑顔で来られたのは、今まではじめただよ。」

「・・・・・。」それは、失礼・・・・(汗)

「で、本題に戻るけど、10月から週に2日とか3日とかでいいから、患者様との相談員としてではなく、相談室の相談役として戻ってきてほしい。つまりアドバイザーとして。時給などは相談できるし、もちろん保育所の利用もできるから。」とのこと。

うーーーーーーーーーーん。

そんな誘いを受けて改めて思う。私、やっぱりこの仕事に未練がないんだって。

やり切った!その言葉に間違いはなかった。

ただ、現場が大変な思いをしているのは手にとるようにわかっていた。実は、私の退職日の2週間前に癌を患っている同僚の退職が決まった。

→→同僚の癌告知

この話は、また後日にさせてください。(なかなか文字に書き起こすことができずにいました。)

結果的に10年を超える2人の相談員が同時に抜ける形となり、決して示し合わせたわけではないが、現場にとっての打撃は大きく、人員の補充はされる予定だが経験年数がまだ1、2年と浅いため、その指導をお願いしたいといったことだと思う。今のままでは2年目が1年目を教えることになってしまう。

相談室の状況も事務長の思いももちろんよくわかる。よくわかるのだが。。。

私は、癌の手術を終えた同僚の彼女の退職が決まってもなお、退職日を延期することはなかった。

それは彼女に

「美羽さんは、美羽さんの人生を歩んでいってほしい。」と言われたこと。

そして、もうひとつ。

私の気持ちがもうフルタイムの正社員として働くという気持ちに戻れなかった。

やり切ったというその言葉の通りであり、退職の期限を延ばしても自分が前向きに今までと同じ熱量で仕事に向き合える自信もなく、それは患者様にも失礼にあたることなので、私は退職日を延長せず辞めてよかったと思っている。

人の相談に乗らせていただくこと。大好きな仕事だったけど、退職し思うことは、人の相談事に全くの他人である私がのるということは、とてつもなくエネルギーをつかっていたのだと。これは在職中には気づかないことだった。

だから正直なところ私自身の気持ちが途切れているため、事務長からの現場復帰の相談にはこたえられず、すぐに断ろうとしたのだけど、秋になったら気持ちが変わるかもしれないからと、返事を受け取ってはもらえなかった。

秋になって変わるかしら、私の気持ち・・・・。

秋、すぐにきそうだけど・・・・。

とりあえず、結論を濁され電話を切る形となった。

そんなことがあった日の夜、ともくん(夫)に職場からの電話の内容を話してみた。

そしたら、ともくんの返答を待たずしてのん太郎が・・・

「ママ、それ、やめて。」

と、会話に入ってきた。

のん太郎はのん太郎なりに話を聞き理解し、おそらくまた私が働きにでるものだと思ったらしい。

色んな子供がいて、ママには家にいてほしい子や、外で働くママがかっこいいと思う子。

(余談ですが、以前義母にワーキングマザーの話をしたら、ママに働いて欲しい子なんてこの世にいるわけないと言われました・・・。カッコイイと思う子なんているはずがないと。あ~今思い出しも腹がたつ~)

最近、よく小学校の話をするのん太郎は、家に帰った時にママにいてほしいと懇願しており、だからまたママが外に働きに出られるのはやめてほしいと思っているようだった。

話の流れでのん太郎に聞いてみた。

「なんで、ママが病院の仕事辞めたと思う?」

すると、

「にいにと、のん子ちゃんと、いっぱい一緒にいたいから。それと、にいにが小学校になって帰ってきたら、ママが家にいたいから。」

彼は即答だった。

長男(5歳)とは、私が仕事を辞めることや、辞めるという結論に至ったことなど、詳しいことはあまり話してはいなかった。

今まで、一緒にいたくないから働いていたわけでもないし、保育園のお友達のママは毎日社会で頑張っている。(※年長クラスは、途中退職して退園しなくて良い決まりです。預ける時間は区の規定の最短の時間です。)

私の中でも、どう説明していいか正直自信がなく、なんとなく伝えることにも戸惑いがあった。

けれど5歳は5歳らしく、そして5歳なりに私の退職ということを受け止め、今までを否定することもなく、そして友達と比較することもなく、事実を事実のまま受け止めていたことに少し驚いた。

そして、私が仕事がいやで辞めたわけではないことも、彼なりにわかっていた。それは嬉しかった。

辞めたあとでも、色んな思いが交差しその中で私は日々過ごしている。

それからもなんやかんやと職場とのやり取り、それに加え急遽依頼された本の執筆がまだ少し残っていて、完全にどっぷり専業主婦になり切れてはいない中、職場からの電話。執筆作業は好きだからよしとしても、また病院という現場に戻るとなるとどうだろう。それがたとえ週2回だとしてもどうだろうか。

私は、この先どう生きていくんだろう。30代とは、いろいろな分岐点なのかもしれない。

人生の選択、なかなか難しいものです。

いつもありがとう。

美羽

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コメント

  1. れいこ より:

    「本を出すのが夢」と以前におっしゃっていたので、気になっていたのですが、既に執筆もされていたのですね(^^)

  2. myu7 myu7 より:

    れいこさんへ
    わぁぁ!すごい!覚えててくれてくれていたのですね、うれしいです。数年前から、共同で執筆しています。やはり文字を書くのは楽しいです。なんだかうれしいコメントありがとうございます。