ご訪問ありがとうございます。みゅうです。
義母愚痴ネタに先日はお付き合い頂きましてありがとうございました。(深々)
これからもよろしくお願いします。(え?)
義母の話をここでするたびに、今天国にいるであろう義父はよくやってきたなと思います。
旦那の妹は自分の両親に対して、こんなことを言います。
「あれだけ仲が悪い両親だったけど、父からは母の悪口は聞いたことがない。」と。
その反面、母からは嫌と言うほど父の悪口を聞き、他界した今も帰省のたびに聞いていると。盆の時も花一輪供えてもらえない義父。今、何を思っているのでしょうね。
義母は自分の旧姓の話をよくします。聞いているのがしんどいくらいに毎度毎度、それも全く同じ話を。
自分の旧姓は、家柄がどんなによかったか・・・とか、(知らんがな)
東大を目指すような頭の良い親族がたくさんいた・・・とか、(ほんとかいな)
自分の旧姓の親戚一同、皆とても穏やかで人様に怒るような人はいなかったとか・・・(私はそんなあなたに怒っている)
とにかく自分の旧姓へのプライドというのか、そういうのがとても強い。そういう義母をお持ちの方っていらっしゃいませんか???(探してどうする)
私さ、誰得かわからない義母の旧姓の話をいつも聞くんだけど・・・・
けどさ、よく考えてみて。もうさ、義父との結婚前のことじゃん。旧姓での年月よりも、ずっとずっと結婚してからの苗字(姓)でいる人生の方がよっぽど長いと思うんのだけど・・・。まぁ、とにかく自分の旧姓への自負が強い、強すぎる。
義父との楽しかった生活のことなんて聞いたことがないけど、義母の旧姓の頃の自分歴史みたいなもん毎回毎回聞かされるわけ。マジで何の興味もないわ~。
前は「そうなんですね。」としか言えねぇ~と思ってたけど、今はその”そのなんですね”すら言えねぇ状況です。
たま~に義母の話をママ友にするんだけど、けっこうドン引きされちゃったりして、その場の空気もシーンってなっちゃうから、もうあんまり言わないようにしているんだけど、なのでこうして読者様に聞いてもらって、たま~に読者様にうちと同等の義母をお持ちの方がいらっしゃると、勝手に親近感です。
あぁぁ天国のお義父さん・・・・アーメン。(たしか仏教だったと思うけど)
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さて、本題。
心理士の先生から見た長男5歳。心理相談からみえてきたもの
5歳児健診では、まるで風邪の診断かのごとく”ADHDグレーゾーンかもしれないね”と言われたのん太郎。あの日から1週間がたち、心理相談の日となった。
私にはとても長く感じた1週間だった。
はじめての心理相談に私ひとりでは不安だったのと、パパにものん太郎の情報と私の気持ちを共有をしてもらいたかったので、無理を言って仕事を早退し同席してもらった。
お昼寝前にのん太郎を保育園まで迎えに行き、その足で5歳児健診の心理相談へと向かう。場所は前回と同じ場所だった。
少し早く病院へ到着。今日も待合い室には誰もいない。静かな時間の中、のん太郎は座って本を読む。
この一週間のあいだ私はついつい、のん太郎の一挙手一投足に目がいってしまっていた。
この行動は普通なのか?この行動は普通じゃないのか?心理相談までの1週間は、こんなことばかり考えていた気がする。
もちろん、そんな育児を私は望んでなんかいない。
”軌道修正、軌道修正、私は何のためにここに来たのか考えよう”
呪文のように何度も自分に問いかける。
数分たち、私たちは名前を呼ばれ別室へと通された。
そこは、畳6畳間の病院とは思えない落ち着いた空間だった。そして、優しそうな40代前半の女性の心理士の先生が待っていてくれた。先に声をかけてくれたのは心理士の先生だった。
こんにちは!と、声までもが優しかった。すぐに気を許すのん太郎、こんにちは!と挨拶をする。
この6畳一間の中で面談を行うらしい。のん太郎は、先生から「そこに置かれたブロックで遊んでいてね」と、声をかけられた。
置いてあったブロックは、カーペンターブロック。しかも説明書付き!
創作意欲が早々に書きたてられたのん太郎。説明書を見ながら次々に作っていく。私たち夫婦は見慣れた光景だったが、心理士の先生は驚いている。
さらにのん太郎は、このブロックが入っていた箱の蓋の凹凸にも注目し、その蓋にある凹凸を使い既存のブロックと合わせ大きな船を完成させる。
心理士の先生はのん太郎の作った作品を見ながらのん太郎に話しかけていく。
先生「のん太郎君、家でもブロックするの?すごいね!先生、たくさんの5歳さんと話をしてきたけど、ブロックの蓋を使って作品を作ったのはのん太郎くんが初めてだよ!」と、のん太郎に話しかける。
のん太郎も得意げに作品の説明をする。
とにかくのん太郎の最近の作品はなんというか独特すぎて、すっかり褒めるのを忘れている自分に気付く。これも一つの発見だった。(今度、写メ載せますね・・・)
ブロックに熱中する長男を見ながら、すぐそばで私と夫と先生の3者面談は続く。
のん太郎は何かに熱中してても、自分が気になることがあれば手を動かしながらでも私たちの会話を聞いていることがしばしばあり、のん太郎とこんな至近距離で、私が困っていること先生に話していいものなのか躊躇する。
いわば、のん太郎にとっては自分の悪口を堂々と公表されているようなものである。少し気になりながらも、具体的に話をしていく私。
心理士の先生に「特におうちで困っていることはありますか?」と聞かれる。
その問いに、気持ちの切り替えが苦手であることなどを伝える。具体的にはこちらの日記で書いたことを、そのまま伝えてみた。
↓
(長男5歳の発達を疑い医療機関の受診を決めたわけとその後・・・)
気持ちの切り替えがうまくいかない場合ののん太郎の態度、つまり癇癪の具合についても細かく聞かれる。その一つに、時間にするとどのくらいかを聞かれ為、だいたい10分くらいと伝える。すると、10分程度で収まる癇癪なら許容範囲といったところだと言われる。
私にはこの先の見えない10分がとても長く感じていたのだが・・・。
他にも、保育園で何か特別にこれが困るということがあるかを聞かれ、
やんちゃはやんちゃだがものすごく目立つというわけではないこと、一応集団行動はできているらしいことを伝える。
しかし習い事のスイミングでは、一クラス15人程度の中、1人だけ話を聞いていないことがあることも伝えた。小学校中学年の子たちが中心のクラスであり、比較対象にはならないかもしれないが、それでもなかなか集団での指示が入りが乏しいように思っており、それが小学校に入った時にとても心配だと伝える。
心理の先生としては、その集団生活での指示の入りに関してはどうしても学校生活が始まってからではないと判断がしにくく、それに現在保育園でできているならば、しばらく様子を見ましょうと言われてる。
様子かぁ・・・しかし何をいつまで見ればいいのか、不透明だ。
”様子を見ましょう”という言葉、私も医療従事者だったからわかる。色んなことをグレーにし、医療者側にとってとても都合の良い言葉。
わが子の様子を見てきた母親だからこそ、わが子の現状を心配して5歳児健診に至った母親ってたくさんいると思う。自分だけでは八方ふさがりになって、この場にきた人だってきっといて、それなのにここでまた様子をみましょうって言われて・・・そんなお母さんっていないのかなぁと、漠然としたことを思う。
結局さ、様子を見ましょうっていうけれど、様子見るのは母親なわけで。発達障害の判断基準ってやっぱりどうしても難しいものがあるなと、しみじみと思った。
色々と思うことがあったけど今はそんな雑念を捨て、のん太郎のADHDグレーゾーンという診断において、私は話を掘り下げたかったので、もう少し詳しく話を聞くことにした。
この時点で、のん太郎はブロックをしまい部屋にあった本を読んだり、おもちゃで遊んだりなんだかとても寛いでいる・・・。
心理士の先生に、ADHDの行動特性などの内容が書かれたパンフレットを読んだことを伝える。冊子の通り、のん太郎も落ち着きがなく、じっとしているのが苦手なことなどいくつか当てはまる。いや、けっこう当てはまる(汗)
以前読者様に、自宅マンションのエレベーターで下に到着するまでの間、しゃべらず気を付けの姿勢を保つ練習をした方が良いとアドバイスをもらったことがある。
これね毎日実践しているんだけど、できるときとできないときがあって成功率にしてみれば20%程度。12階から1階までの間でさえ体のどこかがうごいてしまう。なんなら口も動いてしまう。2歳ののん子はできるのに・・・・。残念すぎるのん太郎である。
あと、目の前にあったものを、衝動的に触ってしまうことも気になっていると伝える。考えるより先に手が出てしまう。5歳という年齢を考えると、もう少しその衝動性をおさえられないものかといつも思っていた。
前回のブログで書いた通り、私が心配するのん太郎の日常を細かく話すことができた。
さらに私は、医師からは5歳児健診の際に、長男はADHDグレーゾーンと言われたが、心理の先生としての見解も聞きたかった。今日だけでは何とも言えないが、一つの意見として聞いておきたい。
しかし、心理の先生から・・・
「今の段階では、なんとも言えません。ただ、この心理の相談につなげるために、診断名を付けないとレセプトで認められず、今回のように疑い病名を付ける場合はよくあります。」
え?今なんつった?
レセプトっていわゆる患者さんの窓口支払い以外の保険適用分の診療の報酬をもらうためのもので、診察した内容をレセプトに記載しそれを国保連へ提出することで、報酬が病院へ得られるのだけど、私は医療関係者だったから、レセプトの意味もレセプトを通す必要性もわかるけれども・・・・
なんだか、かなりモヤッときません?え?私だけ?
ここの病院は、レセプトを通すがためにADHDという言葉を用いるのか。
医師として、たとえ疑い病名であっても、発達障害の病名告知に関しもっと慎重に行うべきではないだろうか。安易でかつ曖昧な表現は、ものすごく母親を苦しめる。グレーと言われクロだと思う親だってたくさんいるし、グレーということ自体受け止められない親だっている。
診断名を付けることで、プラスになる場合もあれば、マイナスに転じることもある。こればかりは、初診時の母子の様子では絶対にわからない。
色々な感情を押し殺しながら、まだまだ相談は続く。心理の先生は悪くない。
ただ心理相談と言っても、ほとんどがいま困っていることを羅列していくだけの面談であり、私が困っていることへの具体的なアドバイスや対応方法はとくになかった。心理相談とはそういうものなのか。
けどね一つ、収穫もあった。
保育園ではとりたて大きなトラブルがないのん太郎、のん太郎自身保育園は楽しく行っている。しかし自宅では、私から叱られることは多い。
心理の先生が一番気にしているのはここだった。
子供の日々の生活が、自宅でも怒られ、保育園でもうまくいかないのであれば、それは何処か改善し対処しなくてはならないが、どちらかがうまくいっているのであれば、緊急性としては高くない。
私ね、なるほど!って思ったの。これ、コメントさんのアドバイスと似てない?
のん太郎自身、保育園の生活も家での生活もどちらも苦労しているなると、辛い状況が1日中続いていることになるけれど、どちらかがうまくいっているのであれば、いますぐに策を講じる時ではない。
なんとなく我が家にとってこれが、5歳児健診の末に辿りついた答えかもしれない。なんならのん太郎は、保育園でも家でも公園でもどこでも楽しくやっている・・・。困っているのは、もはや私だけかもしれない。
結局、ADHDグレーゾーンのグレーってことでいいかな(軽っ)
1時間ほどの相談を終え、結局のところ心理の先生としては、今の段階でADHDともグレーゾーンとも言えず、小学校に入ってみないと判断はつかないと。
ただし、年齢の割に落ち着きはない方かなと。(健診時は落ち着いてた方だったけど・・笑)
最後に発達検査の一つとして、その子の得意不得意がわかるテストがあるようで、受けてみるかどうか聞かれる。もちろん、受けてみようと思い予約を入れた。
大きなイベントがない日常の時が良いらしく、運動会が終わった2週間後を予定した。
結局、5歳児の発達障害の診断についての基準は”本人が困っているかどうか”が、優先されるのだと思う。
だから、とりあえずグレーのグレーってことでいいかな(笑)
あなたの人生はあなたのもの
最後に・・・・
心理士の先生は一貫して、本人が辛くないかどうかという立ち位置を崩さなかった。私、その立ち位置を完全に見失っていたから、やっぱり5歳児健診に来てよかった。色々と思うことはあったけど、得たものの方がはるかに大きかったように思える。
私は、のん太郎の癇癪や聞きわけの悪さに完全にキャパオーバーだった。子育てが大変で、やっぱりのん太郎自身も育てにくくて、なんだか自分が一番大変な気でいたなと・・・。
たとえどんなにのん太郎が育てにく子だとしても、のん太郎の人生はのん太郎のもの。その一度しかない物語の主人公ものん太郎。しかし私は、自分の育児が大変だという気持ちばかり先行していた。
のん太郎の人生の中で、母親が自分を育てるのが大変かどうかなんて関係ないしね。
のん太郎の人生、ちゃんとのん太郎を主人公にさせてあげないといけない。
のん太郎のADHDの疑いに関しては、実際これからいろいろ見えてくるかもしれないし何も見えてこないかもしれない。個性というには強すぎだろ!って思う時もあるけど。
それでも、ADHDでもADHDじゃないとしても、のん太郎はのん太郎という気持ちが今は強く、それに前の日記でも書いたけど、のん太郎とのマイナスの時間があったとしも、のん太郎との楽しい時間がなくなるわけじゃないって思うようになった。これも大きな収穫!
日中をどんなに楽しく過ごし、夜はどんなにグズグズになったとしも
私とのん太郎の間にあった楽しかった時間はなくならない。
のん太郎の中にもなくならない。
5歳児健診で得たもの。
それは、のん太郎を愛してるってこと。
いつも、ありがとう。
美羽
コメント
何かしらの心配があって受診しているので、きっと、問題ないですと1回の診察で言われてもモヤりません??
難しいですよね。
真っ白以外はグレーと言われる世界だと思うので、悩みすぎないでくださいね。
おっしゃっている通り、障害か否かは本人が困っているか、生活するのに困っているかが重要なポイントです。
みゅうちゃん、心理相談お疲れ様です!
旦那さんはのん太郎くんのADHDグレーと言われたことに関して何て言ってる?
我が家は旦那は1年かけてようやく、「この先、発達障害だと診断されたとしても受け入れないとね」ってなったよ
みゅうちゃん、うちの子が1歳半健診で発達障害グレーかもしれないし、グレーじゃないかもしれなくてみゅうちゃんに相談したとき、
「母の勘はあるから。療育は小さい内に始めるに越したことはないし、療育って大切だよ。グレーが黒なら早いに越したことはないし、白だとしても無駄にはならないよ」
みたいなアドバイスをみゅうちゃんにもらって、我が家は療育に通うことを決めたんだけど、みゅうちゃんは違うの?
まだ様子見なんだろうけど、発達障害だった場合は発達特性があるから、かかわり方だったり、視覚優位であったり、親が勉強することで親子共に生活していきやすくなったりするよね?
のん太郎くんは療育は受けないの?
就学に向けて様子見だけなの?
学校は普通学級と特別支援学級とがあるけど、そういう話は出なかったの?
のん太郎くんがADHDグレーの可能性があるとブログで読んで驚いたけど(知的なイメージがあるから)、みゅうちゃんは私以上に衝撃的だったよね
私は、グレーかな?白かな?と思いながら日々過ごしてるけど、診断名がついた方がもっと理解してあげられるし、本人が困ってることから救ってあげられたりもするのかなって思ってるよ
まずは親がグレーかもしれないことを受け入れてあげないといけないよね
心の準備、私は1年かけてようやくかな
みゅうちゃんは、どう?