長男(6歳)ピアノコンクールへの出場を決意、練習方法の変化と対策

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ご訪問ありがとうございます。

今日は習い事日記、ピアノ編です。

初めてホールでのピアノの発表会を終えた長男、その成長が見えた瞬間

⇒こちらの日記にて、ピアノのコンクールを目指すことになったと綴りましたが・・・・今日はその続きです。

ピアノコンクールと言ってもレベルも形態も様々で、課題曲だけのものから自由曲があるもの、ショパンやバッハコンクールといったレベルが高いものから、べーテンやヤマハコンクールといった比較的出場しやすいコンクールまで意外に種類の多いのがピアノコンクールです。

プロを目指す人、音大受験を考えている人が目指すコンクールは、もはや雰囲気が空気が何もかも違うので、記念にコンクールに出てみよう!とは、なかなかなりません。

コンコールに出場する子たちの生活スタイルも様々で、幼稚園や保育園へは行かず小学校入学前まではとにかくピアノの練習ををみっちりさせ、未就学児部門で上位入賞を目指す子たち。オリンピック選手が学業以外の時間、練習の時間に費やすことと同じく幼い時からプロを目指す子たちは、学業以外はピアノの練習をしています。

またコンクールと一口に言っても、ピアノの先生によってもそのとらえ方は様々で、電子ピアノのみの練習しかできないご家庭は出場させてもらえないとか、アップライトのみの生徒はグランドピアノのあるレッスン室を借りて練習することが条件など・・・これまた様々です。

実際、有名なコンコールでの上位入賞を目指すのであれば、日ごろの練習はグランドピアノであることは不可欠であるし、またコンクールで使用するピアノは事前告知されるので、そのピアノと同じピアノを所有するホールで練習をしたり、どのような指導がピアノの先生からあるかはその先生の方針によるのだと思います。

ましてや幼少期は、子がそこまで考えてピアノのレッスンのスケジュールを組むということは難しいので、どこまで親がフォローできるか、そのフォローに子がどこまでついてこられるかが鍵。

コンクールには出たいけど、それに伴う練習はしたくないしできないし、ピアノのレッスン外でもレッスン日というのが出てきますが、休みを返上してまで親自身がホールでの練習など付き添えないという場合は、出場は見送った方がいいかなと思います。

なぜなら、コンクールってただ出場すれば良いってわけではなく、ピアノの発表会とはまた雰囲気も異なりますし、先生同士や先生と審査員との関係性も出てきます。音楽の世界はとにかく狭いですからね。発表会だけでも、十分に成長が望めますからね。

我が家もグランドピアノが欲しいけど・・・絶対に無理。アップライトピアノでどこまで頑張れるか・・・ですが、アップライトとグランドピアノは同じピアノでも、全く別の楽器であり音の鳴らし方、弦の仕組み、全てが違います。同じ”ピアノ”と呼ぶのは、グランドピアノさんに申し訳ないくらい。

コンクールの審査員からすれば、

「あ!この子はグランドで練習しているな。」とか「この子はアップライトだな」という違いはすぐにわかると言うはあれは本当で、のん太郎がやれるかはわかりませんが、本人がやる!舞台で弾く!という以上、可能である限り付き合っていこうと思ってます。

実は、コンクールの話が先生から出た時に、のん太郎はそういうのは出たくない!っていうタイプかなと思ってたんです。大好きなスイミングも、せっかくだし大会にでたら?と聞いた時があって、それに対し『そういうのは興味がない』って言っていたので、ピアノも同じかなと思っていましたが、舞台で弾くのが相当楽しかったんでしょうね、その本人のやる気を今は尊重しようと思っています。

まずは!!賞をとることも大事だけど、コンクールに向けたレッスンについていけるかが大事。通常のレッスン内容では掘り下げないところまで、音の表現を求められるので、それが嫌にならないか今は見守っている状況です。

楽譜通り弾くということは大前提となるが、楽譜には記載されてない作曲者の意図を読み込み練習をしていく。

例えば、左手の伴奏部は、Ⅰ度・Ⅳ度・ぞくⅦと、和音のひき方も同じではいけない。それは楽譜には書かれいないけど、曲を理解し弾き方を変えて曲を完成させていく。もう徹底的に練習し体に叩き込んでいかないといけない。

左手の伴奏が右手のメロディーを消さないよう、左手は常に控え目に音を出していかないといけない。ピアノって一曲弾くだけでも、たくさん頭をつかいますね。

コンクールの上位入賞者は幼くても上位を狙うという意味がわかっていて、保育園にも幼稚園にもいかないでピアノ漬けともなると、どんな生活をしているか想像しかできませんが、幼くしてその練習量に耐えられるというのも一つの才能かもしれません。

ここは色んな考えがあるので、何が正しくて何が間違っているかなんて軽々しく言えませんが、のん太郎の先生のところのお子さんは有名なコンクールで上位入賞にて予選通過し、全国大会への出場を最近決めたところですが、保育園に通いもちろん保育園へ通っている間はピアノの練習ができませんが、限られた中ピアノの練習をし予選を突破しています。

保育園でのお友達とのかかわりで嬉しかったこと共に喜んだこと、悲しかったこと、運動会などの何か一つ目標に向かいやり遂げたこと、そんな色んな感情がその子自身を大きく成長させ、その感情が音楽に通じる。そう考えると、ピアノの練習以外の時間もとても重要です。

ピアノが上手な子は、色んな色の音が出せる子だと私は思います。

そろそろのん太郎の受けるコンクールの課題曲が発表されますが、課題曲ばかり練習していると、それはそれでコンクールには強いのですが、その強さが通用するのは低学年までと言われており、学年があがるにつれて応用がきかなくなります。やはり音楽もまんべんなくいろんな曲を練習をし、数多くの課題をこなしていくことが大事なんでしょうね。

さて、コンクール出場に向けて取り組み始めたこととして音の処理。音の長さ。

音符の長さ通りにしっかりとのばす。同じドレミファでも何調かによって弾き方も異なりその練習も大事です。最後にざっくりと、のんん太郎の練習を紹介!

保育園へ行く前に30分、夕飯後に30分の練習です。これはワーママ時代も変わらずやっており、何が大変って本人のモチベーションを維持させてあげることが最近は大変です。

おそらくコンクール出る子たちの中で、一番短い練習時間かと思われますが、これが我が家の限界で、その限界を超えるとピアノが嫌いになってしまう。それは元も子もない。

”ちょういい”というのは、なんとも難しいですね。

まずは、ハノン。

ピアノをやってた人なら聞いたことがあるはず!ハノン!

今は可愛く子供用バージョンの楽譜として出版されています。

ただただ音階の練習をしていくだけなんですが、10本全部の指をまんべんなく使うということが何より大事~!何調で曲が構成されているかも、すぐ子供が理解しやすい教本です。

続いて・・・バーナム先生の登場!

これもテクニック系です。

好きな子はバーナムだけで1時間とか練習するそうですが、それをのん太郎に課すのはなかなか難しいので、簡単な譜面をしっかりと弾く。音を拍数通りにしっかりとのばす。

そんな地道な練習が続きます。

続いて~

今度は紫バーナムさん。これはオレンジバーナムの前にやる教本なんですが、すでに一冊やり終えているものの、より高度に音を出す練習として、再び登場。

簡単な譜面ほど実は難しい。これがピアノです。それが音楽なんです.

コンクールの課題曲も実は譜面上は簡単な楽譜なんですが、それを弾きこなすということが難しい。自分の良さを短い一曲に込める。あぁ~本当に難しい!

続いては、毎回のレッスンでピアノの先生からの簡単なの短編集の曲を2曲ほどコピー譜でもらい、それをひたすら練習。曲を弾く前に、何調の曲?って聞くとのん太郎さんすぐに「ト長調!」とか「イ短調」などと返事が返ってきます。調の理解は5歳くらいからできるようになります。

最後に・・・

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今使っているのん太郎の教本がこちら。ちょうど半分終わったところ。

1週間で必ず1曲は仕上げ、マルをもらい次の曲へと移る。そんなことを繰り返すこと1年半がたち、現在ブルクミュラー一歩手前までやってきました。

ブルクミュラーはこちら↓

25曲の練習曲が入っています。

私がこれを弾いていたのは小学生の低学年だったので、そう思うとのん太郎は少し進んでいます。もちろん大事なのは大人になっても続いているかどうか!

このブルクミュラーだと音符が小さいので、まだまだのん太郎には譜読みが難しいのでこちらの楽譜を検討中。

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新 こどものブルクミュラー 25の練習曲【楽譜】
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音符が大きい分、1ページで終わるところが4ページにおよぶため、子どもの集中力がどこまで続くか親の根気がどこまで続くか・・・(笑)

コンクールの課題曲が発表されても、ピアノ曲の教本は同時進行となるため必然的に練習量が増え、指もどんどんピアノ指へとなっていきます。テクニック系をしっかり練習している子の指は第一関節第二関節の強さがまず違います。それは曲の表現の幅に今後つながっていくのです。

実際のところ、のん太郎は30分以上の練習は厳しく集中も途切れてしまうので・・・

どう30分を効率よく練習をしていくか私の手腕にかかっています(笑)毎日、試行錯誤の連続です。ちょいちょいのん子の邪魔が入るのでそれもまた難しいですし、テレビをその間見せているのですが、のん太郎が最近「のん子ちゃんのテレビの音がうるさい」というようになり、下の子対策もけっこーーー大事です(笑)もう、すんごい邪魔してきますからね。

正直最近は、ピアノの教本の譜読みが難しく、先生から出される課題の曲も多い。テクニック系の教本は3冊もあるし・・・、毎週土曜日のピアノのレッスンに間に合うのー?とけっこう焦りがあります。(私だけが焦っている状況)

子どもは何をどこまでその日のうちに仕上げたら、次のレッスンに間に合うのかという逆算はできませんので、そこだけは親が道筋をたててあげる必要があります。

我が家は土曜日の午後にピアノのレッスンなんですが、ピアノレッスン後はのん太郎の大好きなLEGOのプログラミング教室へ繰り出していくので練習はできませんし・・・日曜日もスキーやらキャンプやらで遊びに行くのでゆっくり練習なんてできませんし、もはや平日が勝負です。

ピアノのコンクールに向けて、どんな練習の日々になっていくかまだまだ想像ができませんが、努力を積み重ねた結果に手にしたものが、どれほど素晴らしいものか、のん太郎にそれをわかってもらうことが、私の一番の目的なんだと思います。

いつもありがとう。

美羽

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