長男(6歳1カ月)初めての将棋道場、そこで得たかけがえのないもの

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ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

昨日、のん太郎とのん子を連れてアイスやさんへ。それぞれ好きなものを注文する2人。本当は、カップで食べて欲しいんだけどコーンをせがまれたので、仕方なくコーンで注文。

好きなものをそれぞれ注文し美味しそうに食べ始める2人。

のん子は最後まできれいに食べるんだけど、のん太郎は途中からコーンの下の部分をかじるわけですよ。

ここ☞

もうさ~どう考えたって食べている途中に、コーンの底をかじったらどうなるかってことくらい容易に予測がつくじゃない?

案の定かじった瞬間から、ポッタポッタ・・・ポッタポッタ・・・・と液体状になったアイスが垂れてくるわけですよ。

「あ・・・にいに垂れてるよ?」と言ってティッシュを出してあげる2歳の妹とは対照的に、アイスが垂れていることにも、服にアイスが垂れていることにも全く気にとめる様子がない6歳の兄。

兄妹でこうも違うかね?

思わず

「ねぇ、のん子ちゃんはきれいに食べているのに、なんでお兄ちゃんののん太郎はそうやって食べるわけ?」

と、イライラしながら聞くと真剣な顔でのん太郎さん・・・・

「アイスのコーンの底の部分、先に食べちゃいけないっていうきまりでもあるの?」

って、大真面目な顔で聞いてくるわけですよ、大真面目に。

ちょっと嫌味ったらしく聞いてくるんだったら私も言い返したいところだけど(笑)、なんでママはそんなに目くじらたてて、アイスの食べ方の事をどうのこうの言うのだろう?と疑問に思ったんだろうね。

あまりに私がうるさいから(←自覚はしているらしい)アイスの底を先に食べちゃいけない決まりでもあるんかいな?って思ったのん太郎。

決まりでもあるのかと問われたものの・・・・心の中で思う。

決まり・・・いや、そんなのないけどさ?けどさ、服も手も汚さずきれいに食べられた方がいいじゃんか!!ねぇ?その方がいいよね・・・?いいよね??

けど、誰にとっていいの??私にとっていいだけ?あれ?なんか私が間違ってるのー!?

のん太郎の疑問に何と返事を返そうか。

手が汚れるじゃんと言えば、洗えばいいじゃんと言われるだろうし

服が汚れるじゃんと言えば、拭けばいいし僕は汚れても全然気にしないと言われそうだ。

まぁ・・・たしかにそうなんだけど・・・と、頭の中で勝手に話がすすむすすむ。

そして・・・

「そうだね。もう好きに食べたらいいよ。」

とあきらめ気味で答えるのでした(笑)

考えてみたけど、のん太郎を納得させられるような答えが見つからない。最近、そういうのがよくある気がする。なんだろ?これも成長か?

アイスをコーンの底から食べちゃいけない決まりかぁ・・・

まぁ、ないっちゃないけど・・・

大抵の親ならここであきらめず、諭すように言い聞かすのだろうか。アイス一つで、のん太郎の性格がよくわかる我が家のエピソードだなと思った次第です。

さて、本題。

保育園の年長クラスで流行っている将棋。保育園では敵無しののん太郎。とにかく強い。興味があることには、やはりとことんのめり込む。だいぶ私ものん太郎の性格がわかってきたぞ。

最近、本を見て勉強したり、私やパパと何度も対戦しているせいかどんどん腕を上げている。気をぬくとのん太郎負けるなって思い始めたのもつかぬ間、気合をいれないと私も負けてしまうようになり、きっとあと1年もしたらもう敵わないんじゃないかと思う。

もっと強い人と戦いたいと言い出し、近くに将棋道場ってあるかな~と思って調べたら、思いのほかたくさんあって、費用も安い(笑)

色々調べた結果、自転車で20分程度の距離にあり入会金はなく、費用は来た時にその都度払うシステム。これいいじゃん!しかも、1回800円で日曜日の午前中。時間は、9時から(早っ)!

家の都合のつく行ける時に行けて、安価で将棋が学べるなら今ののん太郎の生活スタイルと我が家のお財布事情にぴったりだ。

のん太郎の学びたいという気持ちに、私も付き合いたい。そういう環境作りって、これからもっともっと大切になってくるんだろうなと思う。

そして、さっそく行ってきた!はじめての将棋道場~!

早めに到着し、緊張しながら教室へ入ると・・・

大きな将棋盤が黒板に張り付けてあり、駒は磁石になっていてる。なんか、これNHKのテレビか何かで見たことがあるぞ。

将棋道場、一回の授業時間は90分。

座っていられるか、お話はしないか、立ち歩かないか、他の人の邪魔をしないか・・・。コレ、どこに行ってものん太郎についてまわる課題である。

はじめの20分は講義。詰将棋の勉強をみんなでする。3手で王手をし、必ず王をとらなければいけない詰将将棋の勉強。黒板を見ながら、正解をそれぞれが考える。ノートに勉強内容を書いて帰るしっかり者もいる。

年齢は年長から小学生までで構成されており人数はざっと20人。小学校のクラスだともう少し多いなと、ついつい何でも小学校にあてはめてしまう私の最近の傾向。

講義が終わるとさっそく対局だ。

同じレベル同士、席を向かい合わせにして対局。成績表を各自渡され、誰と戦い、先手か後手か、ハンデありか、平手(ハンデ無し)かを記入。

格上の人と対戦する時は、講師の指示で角落ちや飛車落ちなどのルールもあり、初めてのことに私もとても新鮮だった。将棋の世界は詳しくないのでわからないが、ここの将棋道場のシステムだと13級からスタートで格上の相手に平手(ハンデなし)で4連勝したら、一つ級が上がるシステム。そんなわけでのん太郎も13級からスタートです。

まずは1戦目。同じ年長さんの男の子と対局。みるからに賢そうな男の子とソワソワ系男子のん太郎との対戦でしたが、見るからに賢そうなその男の子の圧勝。2戦目も行いましたが、やはりその男の子が2連勝!

見た目と頭脳はやはり一致するのか?と思うほど、冷静沈着。将棋はとても強かった。

落ち着きも将棋も全て適わなかったけど、同じ年長さんでも強い子がたくさんいるって知れたこと、世界がまたひとつ広がったね、のん太郎。井の中の蛙じゃいけないもんね。

さてさて対局はまだまだ続きます。

3戦目は同じ年長同士で、ひとつ級の上の相手と、対戦だ。接戦の末、のん太郎の勝利。初勝利だったので、顔がほころぶのん太郎。そして同じ相手との4戦目、相手が二歩という反則をおかしたところを、のん太郎が指摘。「二歩はだめだよ!やり直していいよ!」なんていう会がちらっと聞こえた。おぉ~コミュニケーションもとれている!そして4戦目ものん太郎の勝利だった。

最終的に、2勝2敗1引き分けで初めての将棋道場をあとにしたのん太郎。

自分から先生に「次はいつありますか?」って聞きに言ってた。好きなものに注ぐエネルギーはピカイチだ。

しかし、何と言っても今回の収穫!それは、90分最後まで立ち歩く事なく座ってられた!将棋道場へ行き、これは思わぬ収穫だった。

『(座ってられるのん太郎を見れて)行って良かったな』と、言うと・・・

『(将棋が楽しかったから)にいにも、行って良かった!』と、とりあえず親と子の気持ちが一致しました(笑)

もちろんソワソワ系男子は健在で、足はぶらぶらしたり、ちょっと椅子でゆらゆらしてみたり、お隣さんの対局が気になって自分の順番忘れたり、そんなこともあったけど、まずは座ってられたこと、お話を途中しなかったこと、これは偉かったなと思います。

のん太郎、初めて将棋に触れたのは、私の実家にある将棋盤に興味をもっとことからはじまりました。

ちょうど半年前のことです。(5歳半)

私の父であるのん太郎のじいじが将棋の有段者らしく(強いとは知っていたけど、有段者ってことはこの時初めて知る)また、パパも将棋道場に通っていたらしくパパも強い。(それも知らなかったけど・・・)

将棋をきっかけに、じいじとパパの知らない一面を知ったところで、2人に手取り足取り将棋を教えてもらったのん太郎。

家でもやりたいというのん太郎のために、さっそく将棋盤を購入。

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これね、超おすすめの将棋盤。

駒も将棋盤もプラスチックではなく木製。サイズも実寸。

そして動きがわかるように、矢印が駒に

これなら私も付き合える~!!

始めは、駒を動かすだけだったのん太郎。王をとるためにあらゆる戦法を考える。作戦に作戦を重ね日々どんどん強くなる。腕をあげる。

学校の勉強も大事だけど、こういう学びも大事にしていきたい。

将棋をきっかけにのん太郎はこんなことを言った。

「ママ、僕は、考えることが好きみたいだ。」

ついついね、『そしたらもっと自分の普段の行動を考えてよ~』と言いそうになったがやめておいた。水を差してはいけない・・・。

アイスの底から食べたり、保育園の帰り道どこぞやの会社の駐車場のチェーンを首飾りにしようとしたり、今にも折れそうな木でわざわざ木登りを始めたり、乾いたタオルをお風呂の中でたたむとどうなるかっていう実験を勝手にしてたり・・・・もっと自分の行動を考えてくれたら有難いんだけど(切実)・・・・

物事を考えることと、自分の行動を考えることってのん太郎にとっては別次元の話なんかな?と私も私で色々と考えてしまう。

そして続けてこんなことを言った。

「ぼくは、あたまがよくなりたい。」

なんで?と聞くと

「将棋とか強くなれるから。」

のん太郎なりに頭が良いことは大事なことであるということを、どうやら学んだようだった。

学歴社会ではないと言われつつも、ワーママ時代、新入社員さんを見ているとやはり高学歴な子は頭の回転が速く仕事を覚えるのが早かった。そんなことをのん太郎の言葉でふと思い出す。

社会は学歴じゃないよ!というが、それは努力をしてきた人間が色んな意味を含め使う言葉であって、努力をせず勉強をしてこなかった人間が言うのは、違うんじゃないかと思っていた私。

自分の力で勉強をしていくのは、もう少し先の話となると思うが、勉強ができる子は自分の立てた目標に対し努力できる子だと思う。だから子供には、勉強しなさい!と口うるさく言うつもりはないが、勉強ができて頭がよくなることで、自分の世界、生きていく選択肢が広がること、そのことだけは伝えいきたいなと思った。

将棋から得たもの、それは思いのほか大きかった。

いつもありがとう。

美羽

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コメント

  1. アバター わっきぃ より:

    賢くなりたいのん太郎くんにおススメしたいー!
    遊びの中、生活の中に勉強を取り入れるという勉強法?というか、子どもとの関わりかた?育児法?

    ここに書いてよいかわからないから伏せておくけど、
    検索したらそれっぽいのが見つかると思う!

    ここ半年ほどで、長女との会話が知的になったし
    3歳の次女まで影響を受け、清少納言と紫式部を区別できるようになったよ(笑)

    そして私も怒ることが減ったし、子どもの行動の理由がわかって心に余裕をもって接することができるようになった^^

    え?なんだか怪しい勧誘みたいに聞こえる(笑)
    某通信教育の勧誘マンガみたい(^_^;)
    怪しいと思ったらスルーしてね!

    • myu7 myu7 より:

      わっきーちゃんへ
      なにをどう頑張ったら、わっきーちゃんのコメントをスルーできるのよ笑
      それに検索って、同やって!?笑
      気になるわ!!!!なんなら、他の読者様も気になると思うわ!!!!ツッコミどころ満載!

      わっきーさま、どうか教えてくださいませ。

      • アバター わっきぃ より:

        “親勉”(おやべん)で検索したら何かしらの手がかりがあるよ!
        フェイスブックとかでも発信しているはず!(FBやってないからはっきり言えない  笑)

        初めて知ったとき胸が高鳴ったのを覚えている。
        そしてもっともっと早く知りたかったー!