ピアノの発表会の衣装選び、自己満足で終わらない為に親ができること

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おはようございます。みゅうです。

今日の午前中、用事があって新宿まで出掛けてきたんだけど、駅に着きホームのエスカレーターで上っていた時に、私の真後ろにいたスーツの男性が携帯電話で誰かと話していたの。聞くつもりなんてなかったんだけど、その男性が・・・

「では、〇〇さん。あなたは、もう自分の過去を全て捨てるということでいいですね。」

と、相手の方に話していて・・・私、思わず振り返りそうになりました(笑)

その電話先のお相手、過去を全部捨てるそうで・・・、さらに私の後ろのスーツの人はどんなお手伝いをするのか、とーても非常に気になりました!!

さて今日は、久々の習い事日記です。

はいはい!熱くなりすぎないように、深呼吸~!!!

スーハースーハー!はい!行ってみよ~!

ピアノの発表会のドレス選び、親と子の自己満足で終わってはいませんか?

毎年11月末に、のん太郎のピアノ教室はホールでの発表会を迎えます。この記事を読みに来てくださっている方の中には、11月12月にピアノの発表会を控えている親御様もいらっしゃるのではないかと思っています。

ものすごく、押しつけがましいこと言っちゃうと、今日の記事ぜひ最後まで読んでもらいたい。

ちょうど、それに向けて衣装選びをしている方も多いと思いますが、お子様の『コレが着たい!』欲求をそのまま叶えてあげるのも大事ですが、ここはせっかく素晴らしい音楽の世界にわが子が踏み出すわけですから、演奏だけではなく衣装選びも自己満足で終わらせないために、子供にアドバイスをしながら親も一緒にドレス選びができたら最高ですよね。

さて突然ですが、有名なオペラ・カルメンを想像してみてください。メインで歌う女性の衣装の色、あなたは何色をイメージしますか?

”赤”ですよね。

それは情熱の色だから。情熱的なカルメンにはぴったりの色。最後は刺されて死んじゃうけど・・・(汗)

ビゼー作曲のカルメン。カルメンより抜粋の”ハバネラ”は、フィギュアスケートでもよく使われていて選手たちの衣装もほとんどが赤色です。もちろんそれは曲に合わせて衣装を選ぶからです。

これって、ピアノにも同じことが言えますよね?

たとえば”エーデルワイス”のように、かわいらしいワルツのような曲だったら、カルメンのような赤い情熱的な衣装よりも、可愛らしくふんわりとしたドレスの方が良さそうですよね。ドレスに花のようなモチーフなんかあったりしたら、よりいっそう衣装と曲が合いそうですね。

どんな曲にも、その当時の時代背景だけではなく、作曲者のイメージや音の色が染み込んでいます。それが音楽であり、それが楽譜となり、こうして世に愛され続けている。そう考えただけでも、音楽って素晴らしいものなんだけど、それを発表会などで人前で弾く!というのであれば、ぜひその発表会の曲のイメージカラーと衣装が合っているかどうかも、一緒に考えられたらワンランク上の親としてのアドバイスができるかなと思います。

子供用のドレス、けっこう安価で入る時代です。

1年に一度の発表会。そんな一度のために、お金を使いたくない!という気持ちもお察しいたしますが、では、誰のためのドレスアップでしょう?

ここでも、自己満足で終わらないために親が子供へアドバイスできるところでもあるんす。

そもそもなぜ発表会でドレスを着るのか。誰のために?そして何のために?着て終わりじゃ、もったいない!!

ぜひ、お子様に聞いてみてください。

「なんで、ピアノの発表会で〇〇ちゃんはドレスを着るのかな?」って。

もちろん、子供ですもの!可愛いドレスを着て人前で演奏したい!モチベーションをあげるために、この気持ちってとても大切!まずは、いつも頑張っている自分のため、ご褒美の一つ!それでいい!!

ただ、それだけで終わってはもったいないとは思いませんか?

本当の意味で、発表会におけるドレスアップというのは、自分の演奏をわざわざ聴きにきてくれるお客さんのための感謝の気持ちのドレスアップです。高級レストランへ行く時の礼儀の一つと一緒ですね。ドレスアップには、敬意の意味が含まれています。

そして、作曲者への敬意も。こんなにも素晴らしい曲を作ってくれてありがとうという感謝の気持ちも大事です。もうこの世にいない作曲家、それでも私たちは音楽つながっている。

子どもだからそこまで理解しなくていいのか?そんなことない!発表会に出るほど頑張っているお子様なら、なんとなくこの意味がわかるがず。それにたとえ今はわからなくても、いつかわかる日が来る。将来の布石です。

『音楽に対する敬意』その気持ちがあるかないかで、曲の完成度は大きく変わります。本当です。だから、衣装選びは自己満足で終わってしまっては、もったいないのです。

音楽は芸術です。演奏の出来が一番ですが、客席から見たステージ衣装は同じくらい大切です。衣装で、その演奏の聞こえ方だって変わってきます。人間の感性といのは、それくらい曖昧です。

ごく稀に、ステージ衣装をあまりこだわらない親御さんをお見掛けしますがどんなに演奏が素晴らしくても、普段着か?って服で発表会に出ていらっしゃったのを見た時はさすがに驚きました。演奏が、耳に入ってこないほどの衝撃!といっても過言ではないほどです。

ちなみにコレ、発表会でもNGですが、コンクールだったら超NGです。審査員にもお客様にも先生にもあとに続く演奏者にもとても失礼に当たります。

そしてカジュアルな衣装はピアノの先生に対しても失礼なんです。ピアノの発表会が先生としはお教室の顔。ピアノの発表会で先生のレベルがわかるといいます。発表会をとても大切にしている先生って多いと思います。

(もちろん、子供の発表会での親の服装も正装ですよ)

ドレスアップには、色んな意味がありますね。子どもの自己満足で終わらせないために、ワンランク上の声掛けができたらいいですね。

私、こんなに暑苦しく語ってますが、こんなに楽しい衣装選びって、女の子限定ですからね。のん太郎には、こんな話したことないですからね。男子はスーツ一択、衣装で演出することができません。だから、ワンランク上の衣装選びもできません(笑)

だから、ぜひ読者様にはしてもらいたい!そん熱い暑苦しいわたしの思いです。(だれか、タオルちょうだい!)

あとね、意外と知らないのが・・・コレ!

先生から渡された楽譜は原本です。コピーをとって使いましょう

これね、意外と知らない人が多いです。

ピアノの発表会っていつも使っている教本とは別の楽譜のコピーを先生から渡されて練習をしていく場合もあるかと思います。そのコピー譜、それは原本となります。

練習での楽譜の書き込みは絶対だと思うのですが、間違っても渡された楽譜の原本に書き込むことがないようにしなければなりません。

できれば、子供と一緒にコピーをとり、お子様にも楽譜の原本は大事にしないといけないということ、絶対に書き込みなどをしてはいけないことなど、教えてあげられたらベストですね。

練習していた楽譜が万が一紛失してしまうかもしれない。汚してしまうかもしれない。そのためにも、予備譜って大事です。

他にも・・・

本番は暗譜でという指示をするピアノ教室も多いかと思いますが、まさか楽譜もおうちでお留守番ってことがないようにしてください。本番は何があるかわかりません。私は心配なので、いつも舞台袖にいる先生に預けています。

ただ、暗譜で本番を迎え、音符が頭から飛んでしまって本番中にフリーズしてしまったとしても、私はそれはそれで大事な経験だと思うので、音楽をやっていくうえで大事なことと思います。親は冷や汗ものでしょうが・・・。案外、その経験こそがバネになったりしますから。

2度目の長男の発表会、今回も私の方が緊張してしまうかもしれません。

明日は、発表会後の先生へのお礼についてを更新していきます。お付き合い頂けたら幸いです。

いつもありがとう。

美羽

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