ADHDの子供を育てるということ

真夜中になる前の独り言

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

ADHDの遺伝性の話は昨日で終わりにするつもりだったのですが、少しだけ話を続けます。

最初に下記よりお付き合い頂ければ幸いです。

ADHDと遺伝。発達障害における遺伝確率は70%、我が家の長男(5歳)の遺伝要素の考察

ADHDは遺伝するのか。実は多かった夫側近親者の発達障害の子供達

さて長年の読者様からADHDの遺伝性の日記を書いた際

下記のコメントさんを頂きました。

>みゆうさんの文章読んでいると(往年のブログファンですw)

>ご主人ADHDなのかなって思うことが多々…

>料理のくだりとか、冷凍事件とか、、

よ、よくぞ覚えていらっしゃる!もうっ真面目に読みすぎですってwww

最近では、あいつ(夫)何しでかしたかなぁ。なんかないかなぁ?

ちなみに、最近の読者様のために冷凍事件というのは・・・

ともくんが一人暮らし時代に残ったご飯を冷凍するために、炊飯器の中にセットするお釜ごと冷凍庫に保存していたという事件です。(あれ?ドン引き?)

その後、結婚して12年たち残ったご飯はサララップに包んで冷凍することを学びましたが(できれば結婚する前に知っててほしかった)

それでもお茶碗にごはんを持ったまま、そのお茶碗にラップをかけ冷凍庫へということもありました。これくらいなら今でもやりかねないですが・・・。なんでしょう、キャベツとレタスの区別つかない男性の方ってごく稀にいらっしゃいますが、それと似たようなもんですかね(たぶん、違う)

>えーと、ともくんが発達障害なのかと、1番に疑ったりはしなかったですか?

>昔からの読者は前回の記事でピンと来た方多いと思うんですが‥

長年のお付き合いに感謝です。これからも夫のアホすぎる行動に笑っていただいた方が私としては嬉しいです。

さて、本題ですが

そもそも私が夫のADHDを疑っていなかったと思いますか?

夫の親戚よりも夫の妹よりも、誰よりも身近である夫を疑ったのは紛れもなく妻である私です。(おいおい)

少々難ありのうちの夫を疑った読者様、だいぶ昔からの読者様ですわ。ありがたく思います(笑)

しかしながら、私があえてのん太郎の件で夫自身のことを掘り下げて書かなかったのは、まだまだのん太郎が確定診断には至るまでは程遠いい状況であること。そして、夫と夫の妹の大きな違いは社会的自立が妹はできなかったという点。

夫の従妹も同じことが言え(ADHDは遺伝するのか。実は多かった夫側近親者の発達障害の子供達

診断は下されていないけれど、症状が既に表面化しており、園や学校での集団生活が著しく欠如している点、これは大きな違いと言える。

それに「あんたは大丈夫?」なんて夫に直接詰め寄ることはナンセンスであり、これからも人生を共にしていくパートナーに対し、妻として夫に”うちの旦那さんはおそらくADHDであろう”と勝手に診断名つけることもナンセンスであると私は思う。

このブログには、読者様のお子様が発達障害と診断された方も読みにきてくださっているので、きっと私と同じように、自分の夫は幼少期、そして今現在、何も問題がないのんだろうかと、そう一度くらいは頭をよぎったことがあるのではないだろうか。

そして、夫だけではなく、自分のことも。私は自分のことも疑った。

遺伝性が強いというならば、本当に自分は何もないのか?と、もしかしたら自分だけが気付いてないだけなのかもしれないのではと、私自身の幼少期そして今を見つめて返した。

そして下の妹は大丈夫だろうかと、とても心配になった。

しかし、答えはでない。

そして気付く。その答えは出なくてよいのだと。

妻自身が夫の(その逆も然り)ADHDと診断をつける必要なんかない。そこに何の意味がある?

マイナスにしか働かない憶測は、控えるべきであると私は思う。

しかし、こういったケースもあった。

子が発達障害と診断されたことで、現時点で夫もしくは母である自分が、日常生活および社会において、今現在もなお苦労している気付くケースだ。

ごくごく稀だが、決してゼロではないケースとして、子供の発達障害の支援をすすめていくうちに、親自身が実は発達障害だったというケースがある。その場合、子とともに親も一緒にカウンセリングをはじめていくケースがあった。(ものすごく稀ですが)

しかしそれは、子へのアプローチとして私はとても有意義なものと思っていた。

子供を通して、実は自分も同じく生きにくかったんだと気付けたこと、100人いれば100通りと言うが、そのケースはまさにその通りだと思った。

我が家の場合に置き換えてみると・・・・

まぁ・・・夫の行動で困るの私だが、こうして日記に書けるほどの笑い話としておける程度のことである。

なんなら義母の話も一緒に怒ってくれたり、他人事と言って笑ってくれたり、私はいつもそんな読者さまの言葉に救われる時がある。夫の話もないないー!と言ってもらえたり、実はうちの夫も的な話が聞けるのもとてもうれしい。

夫の学校生活も社会生活も問題なく送れており、社会においていえば、とりあえず共同名義で購入したマイホームのローン、仕事を辞めてしまった私の分まで支払えるほど出世してくれた。そして、友達も多い。

空気がよめない発言も時と場合によりみられるが、それは人を傷つけるものではない。

そして一番は、私の起動修正が可能であるということ。これは大きい。

だからね、育児をしていく上で事実を掘り下げないということもとても大事なスキル。掘り下げる時は、突き止めたその事実がプラスに転じるときのみと私は考えます。

まぁ・・・家での夫の家事レベルはもはや動物以下だけど(そこまで言う?)私がフォローできるので誰が困るって言われたら私だけだ。

義母にはこんなすばらしい嫁をもらって感謝されてもいいはずなのに(自分で言っちゃう?)なんだろ、あの私へ扱い。雑すぎだろ。(あれ?本題変わってきちゃう感じ?)

私にとってそんな夫でも、日記を書く上で最高のネタの提供者(おいおい)。笑ってくれる読者様がいて私は嬉しいくらいだ。それに人生、笑ったもん勝ちだからね。

ただ、紛れもなく夫側近親者に発達障害が多いこと、そしてそれは社会生活も厳しい、もしくは厳しかった程度であること、その事実は消せない。

結局のところ大切なことは、

学校や保育園などの集団生活において本人が困っていないかどうか

家庭での生活で親が疲弊していないかどうか、親の疲弊により子が生きにくくなっていないかどうか

親の手が離れた時に社会でいきていけるかどうか

そして極論を言えば、社会で生きていけるかどうか、これにつきると思う。

続いて今日ののん太郎の心理相談の話へとうつりますね。

いつもありがとう。

美羽