ご訪問ありがとうございます。
コメントさん、メッセージさんいつもありがとうございます。いつも楽しく読ませてもらっています。
コメントさんでとある読者様よりこんな言葉を頂きました。
>美羽さんがつづる文章、美羽さんの考え方が好きで、
>必ずしも私と考え方が一緒なわけでもなく、共感したり、そうかなぁ?と
>考えさせられたり、またそれが良くて、ずっと読ませてもらってます。
文章を書くのが私のリフレッシュの一つのなので、うれしいお言葉ありがとうございます。
そうそう!その必ずしも考えが一緒じゃないっていうところ、そう言ってもらえてなんだかうれしい気持ちになりました。考えが一緒じゃないって、それもとても大事ですよね。私も半年前に書いた日記や1年前に書いた日記が、今の自分の考えが違うことがあります。時にはコメントさんとのやり取りで育児の軌道修正させてもらったりと、私にとっては貴重なものであります。
その時その時、良かれと思って日々子育てをしているけど、いざ振り返ってみるとあれはいけなかったなぁと反省したり・・・そんなことの繰り返しです。
ただ一つ変わらないのは、正解のない育児でもゴールは一緒。行きつく先は社会的自立。1日1日は大変なのに、きっと過ぎ去ればあっという間。
これからも子供を通して色んな人と出会いそこで学び、その中で自分も母として成長していければなお幸せです。
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さて義母が帰ってからの1週間。とても平和でした。
義母滞在中、小腹がすいたという義母に、いつも台所になんて立たない夫が義母のためにパンを焼いてて(義母の前でいいかっこうをするところ、本当にキライなんだけどね)、義母にバターをぬって出してあげた時があったの。
その時の義母の反応が超絶気持ち悪くて
「わぁ!うれしい!!ともくんに、お料理を作ってもらえる日がくるなんてね~。思いもよらなかったわ!うれしいわぁ!いただきます!」
と、40歳手間の息子の行動に心から感激するわけよ。そもそもさ、パン焼いてバターぬってって、それ料理って言わないし、そんなんで喜ぶならもっと嫁の手料理に感謝しろや。
そしたら夫・・・
「洗い物があったらやるから、出しておいて」って言ったの。
その言葉に嫁、カチン。思わず
「いつもは絶対に洗い物なんてしないのにね。」と、チクリ。
それでも空気のよめない夫と義母は私の言葉が嫌味だなんて思わず、本当に嫁の私だけがイライラとしてました。義母の前だけ家事をやろうとする夫、お前も所詮マザコンか。
普段は自分から義母へ連絡をすることもない夫だからこそ、義母が新潟から来るとたまにこうした一面を出すので、それに嫌気がさす心の狭い私です。
まぁ、そんなことはさておき、本題。
ADHDの遺伝確率は70%、この数字が意味するものとは
ADHDの心理テストを水曜日に控えているのですが、のん太郎が先月にADHDのグレーゾーンとの診断を受けてから、時間を見つけては文献を読み漁りました。もともと仕事も病院のソーシャルワーカーだったのでそれなりの知識はあったのですが、今回改めて細かく読み返してみました。
その中で気になってるのが”遺伝性”。
一般的には、親がADHDだった場合、実子もADHDである可能性は高く、非ADHDの親の場合と比べると5〜10倍高いといわれています。これを確率に直すと、親がADHDの場合、50〜80%(平均70%)の確率で遺伝するという研究結果が出ています。
この70%という数字、怖いくらい高いなと。
ちなみに米国は75%の遺伝性という研究結果がでています。70%というと、家族や近親者の影響をとても受けているように思えます。まだ遺伝性が深いというだけで、特定の遺伝子の発見には至っていないのですが、遺伝というのは研究者の間ではごくごく当たり前のこととされているという点ということは、どの文献にも記載されていました。
話が少しそれますが、病院勤務時代(小児科もあったので)、ご自身の子の発達を疑い早期に受診してくる親御さんは、どちらかと言うと、ご自身がしっかりとされていて、子供の行動で不安と思われている点を明確に言語化できるタイプの方が多く、それはどうしてだったんだろうとも考えるようになりました。
これは私の憶測でしかないけれど、もし自身の子がアスペルガーやADHDだったとした場合、その障害を、もしも低年齢で親が気づかなかった場合、正確には気付けなかった場合、親もアスペルガーやADHDの疑いがあるのではと、思うようになりました。
(すみません、あくまで憶測なので、気分を害してしまう方がいらっしゃったらまた明日以降またお付き合いくださいませ。)
それに色んな方面からの本を読み進めていくうちに、まだまだ診断名のない発達障害があるんだろうなとも思うようにもなりました。もちろん発達障害に関しては診断名をつけることが意味をなさない、もしくは逆効果もあるので、診断名をつけてほしいといっているわけではないのですが、ただ病名がつかない限りその分野の研究は進んでいないので、この障害はまだまだ研究の上では発展途上の段階なんだろうなと痛感した気持ちです。
ひと昔前は、自閉症は親の育て方によるものだと言われていた。今でこそ、それは違うことが通例となったが、その当時その世間の見方に苦しんだ親御さんもたくさんいただろうと思う。
だからこそ発達障害の研究が今後発展していくことを願わずにはいられないのと、社会で生きていくうえで生きにくくならない、より多くの策があれば良いなと思います。
すみません、ちょっと話がそれましたね。
戻します。
ADHDと夫の家系。実は多かった、夫側近親者の発達障害。
義母。義母おみくじ、大凶の義母の日記を綴った時に、するどいコメントさんを頂きました。
>人様の旦那様の母に言うことじゃないと思いますが。。。
>姑さん、何かもってる感じじゃないでしょうか?
>これだけコミュニケーションがとれないとなると何かあるんじゃないかと疑います。
義母の場合、一番は彼女のそもそもの性格の問題だと思う。義父との長い別居生活により自分の息子が、子でもあり恋人のような存在であったのは、義母を見ていると容易に想像がつく。
義母の空気のよめなさは群をぬいていて、私の夫も空気はよめない方だが、比にならない。もともとのお嬢様生活(お金持ちの家で育つ)と、そこで培われたお嬢様気質がぬけないことも相俟って、一緒にレストランなど行くと、店員と義母の会話が成立しないことは今までもしばしばあった。まぁ、それを天然という言葉で終わらせていたのはこの私だが。
あと、人の気持ちに鈍感なこと、自分の生き方が一番正しいことを疑わないこと、まぁこれらは性格かなと思う。夫の場合、その点はとても柔軟で、私の気持ちは気付きにくいが会社ではしっかりとやれており、自分の非を認めることができるのは、義母との大きな違いである。
まぁ、義母の場合は性格であっても、そうじゃないとしても、私の義母への嫌悪感は変わらないのでそれに関しては別にどちらでもよい。なんなら、どうでも良い。
ただ、のん太郎がADHDのグレーと医師より話があってから、実は1つ気になっていることがある。今日はそのことについて打ち明けたいと思う。
夫の近親者、発達障害が多いのだ。ちなみに私の家系は誰もいない。兄の子も2人いるが、のん太郎と比べもにならないほど、落ち着いている。
もちろん、それで夫を責めるわけでもなく、遺伝性が強い疾患とするのであれば、自分と夫、その親族間の状況を考えるのは必然的なことと私は思っている。糸口は多い方がいい。
まず、夫の妹。
最終学歴は大学であるが、小学校高学年から学校へいかず登校拒否。今でいう不登校だ。そこから、精神症状が表立ってきて、妄想・幻覚・記憶障害。苦しんだ過去は、手首の傷として残っており今でもリストバンドはかかせない。
私ね、のん太郎がADHDのグレーかもしれないと言われた時に、ふとこんな仮説を立てるようになった。
もちろん精神疾患と発達障害は別問題であるが、私の年代の10代の頃というのは、発達障害という言葉すらまだ世に浸透しておらず、それは医療機関も同じだった。20年以上も前の時代なら致し方ない。
夫の妹は、まず公共の場での手すりやドアを触ることができなかった。潔癖がすぎた。
人の話に過敏に反応してしまうことがあったとも聞いたことがある。間違ったことは正しくしなかれば気持ちが落ち着かず、それを口に出してしまうことで孤立していったようだった。
ここからは私の仮説で、夫も含め義理家族には口がさけても言えないことなんだけど・・・
私は義理の妹はなんらかの発達障害を抱えていたんじゃないかと思うようになった。息子が大好きな義母は、息子中心の生活だったがゆえ、加え自身の性格も含め、妹の発達障害に気付かず、そこへのアプローチに欠けたがゆえ、二次障害である精神疾患を引き起こし、精神疾患の場合は自傷他害のおそれがあるので、治療、投薬は無論そちらが優先となり、本当はあった発達障害が雲隠れしてしまったんではないかと、考えるようになった。
だからどうしたと言われてしまえばそれまでだが、やはり自分の息子のこととなれば、色んなところに考えが及んでしまう。それに、自分のせいじゃないと思いたいわけでもない。ただ、のん太郎のバックグラウンドを整理したいと思うのは染みついた職業病かもしれない。
そしてもう一つ。
新潟にいる義理の親戚。義母の兄の孫、夫でいう一番近い従妹だ。
義母の兄には息子がいて、その子供たちが3人いる。年齢と性別でいうと、長女中学1年・長男小学校5年・次男3歳半の順である。
その従妹の3きょうだい(女・男・男)。いずれも発達障害を私が疑っている。現に、一番上のお姉ちゃんはもう2年ほど学校へ行っておらず、中学校は1日も登校せずいわば不登校の状態である。
そして真ん中の長男はとても神経質で、末っ子の男の子は3歳になるが言葉を全く発しない。両親ともに仕事が忙しく帰り遅いためその子たちの子育ては、義母の兄夫婦面倒をみている。
義母とその兄夫婦とは、徒歩1分圏内に住んでおりお互いの交流も深い。
新潟へ帰省した今年の冬は、まだ3兄弟の末っ子君が3歳なりたての頃だった。言葉は一言も発せず、オムツで過ごしトイトレももちろん全く進まない。言葉が出ないかわりにすぐに手や足が出てしまい、まさかののん太郎まで泣かされて帰ってきた。
実は、私は会ったその瞬間に発達障害だろうと思ったの。
私もさすがにの末っ子君が心配となり、親戚の集まりから戻ってくるやいなや、夫も義母に”末っ子君って言葉がなかなかでない子なんだね”って言ったので、私も・・・
「言葉の遅れって、けっこうお母さま方はみな心配されるので、専門機関へ相談されている場合は多いんですけど、末っ子くんはどこかに相談などなされていらっしゃるのですか?」
と、本当にほんと~に、やんわりときいてみた。
そしたら義母・・・
「大丈夫。私、信じてるから!」とキレ気味に返答。
すみません、今日もだいぶ長くなってきてしまったので、下記のリンクにつなぎます。
ADHDは遺伝するのか。実は多かった夫側近親者の発達障害の子供達
いつもありがとう。
美羽