ADHDの子供を育てるということ

長男5歳の発達を疑い医療機関の受診を決めたわけとその後・・・

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

北海道在住の読者様、ご無事でしょうか。大変に心配しております。

ご家族様の安全第一で、どうかお過ごしくださいませ。

ここ数日の長文更新が続いております。お時間がある時にお付き合いいただければ幸いです。

のん太郎のことを育てにくい育てにくいと連発しておりますが、常に癇癪やいじけている状況が続いているわけではなく、穏やかな時や落ち着いている時も多々あります。が、そこばかりに目を向けていると長男の本質的な部分を見落としそうで、あえて大変な時の状況を掘り下げて書いています。

癇癪と言っても大声で怒鳴り続けたりや、暴力的な行動が続くこともなく、どちらかというといじける状況が続くような感じです。なんでしょう、ドアをバタンと思いっきりしめて部屋に閉じこもる感じで機嫌の悪さが続きます。むしろ泣き叫ぶだけでとったら下の子の方がうるさいです(汗)

保育園から5歳児健診の用紙をもらってきたあとも、受診すべきか悩んでいました。それは、のん太郎がちょうど落ち着いていたからと、保育園からは

”そこまでお母さんが心配だと思うなら、行ってきてもいいとは思いますが・・・”

というスタンスが変わらず、のん太郎自身も手がかからないわけではないが、集団を乱すことはなく、お友達に手をあげたりといったトラブルに発展することもないからだ。

本来なら、親側のチェックリストと保育園での生活状況を記載してもらい医療機関へ受診となるのだが、のん太郎の場合はとりたて記載するようなことがないとのことなので、親側のチェックリストのみ持参となった。

ただそれでも受診を決めたわけは、前回の日記にも書いたが保育園ではできているからという理由で、私が思う彼の問題を先延ばしにしていいのかと思ったからだ。

なんとなく、家での問題はこれから彼が成長していくにつれ、家庭だけの問題ではすまなくなる日がくるのではと、そう思った。

可愛いところがたくさんあるのん太郎、優れているとこもたくさんあるのん太郎、だからこそ彼の一時のその行動でそのプラスの面が奪われてはならない。だから、どうしても専門家の意見をききたくなった。

それに医療機関の受診が今後の彼の人生においてマイナスにはたらくことは何もない、そんな気がした。だから、私は受診を決めた。

最後に書き残していた、のん太郎の気になる行動をもう少し掘り下げようと思う。

なかなか「はい!」と言えない長男、指示にすぐに従うことができない

指示に従うなんていうと、威圧的に聞こえるかもしれないけど、言葉言い回しはおいといて、なかなか自分の時間軸から抜け出せない。保育園ではできても、家では難しいことが増えてきた。

”着替えなさい””席につきなさい””〇〇をしなさい”など、親の言うことを聞かないといけない場面、こどもは日常的にあります。

のん太郎の場合、すぐに”はい”と言い行動にうつすことがなかなかできない。今やっていることの手を止めることがすぐにできないのだ。

悲しいことに、のん太郎の口から”はい!”という言葉をほとんど聞いたことがない。たまに聞くと驚いてしまう(笑)

あと、幾度となくのん太郎の気持ちの切り替えができないと書いてきたが、その多くは外遊びで見られ、保育園の迎え(4時前)から帰宅途中に児童館へより、その後公園へ移動しぎりぎりまで遊ぶ毎日なんだけれども、その公園からの帰宅もなかなか難しい。

数十分前からカウントをしていても、結局その帰る時間になると帰るということに納得できないことが多い。

自宅では寝るぎりぎりまでカードゲームや体をつかった遊びをして、就寝時間となりその遊びを切り上げる際も、もっと遊びたい欲求が強く、そこの折り合いをつけるのが困難。

公園での場面でも同じことが言えるのだけど、どんなに満足し楽しく遊んでいたとしても、帰るor寝る時間になった時に、

その帰ること寝ることが彼にとっては嫌なことであり、本当にどんなに満足してあそんでいても、その遊びを今日はやめなくてはならないことに納得できない。そして、結局楽しい時間をどんなに過ごしてきたとしても、今遊んでいることをとめた私への反抗的態度にでる。

たいていが「ママ大嫌い!」との発言パターン。

あれだけ楽しい時間を過ごしてきて、なぜに最後の最後で嫌な気持ちで家に帰ることになるのか、嫌な気持ちで寝る時間を迎えなくてはならないのか、楽しい時間をすべて台無しにしてしまうような遊びの終わりを迎えることが、実はものすごく多い。

いつも遊びの終わり方が大事だよ!一日の終わり方が大事だよ!と伝えてきた。

これ、なかなか難しい。遊ぶ前に相当言い聞かせて、できるときとできない時がある日々だ。

あと、もう一つ大きな大きな気がかりなこと・・・

目の前に気になる物があったら、考えず先に手で触ってしまう

のん太郎は、好奇心旺盛。頭で考えるより先に体が動いてしまう。

もちろん、これは彼の長所とも言えるんだけど一歩間違えれば短所とも言える。そんな不安定な側面を持つ。

まず、気になったことがあったら、それが自分の物でないとしても、躊躇なく触ってしまうところがあって、それが最近目立ってきたように思える。

トラブルになったことはないんだけど、これは私が注意深くみてきたからであり、なんとなくそれが最近になり目立つようになった彼の行動。

たとえば・・・

・お友達のカバンにつけてあるキーホルダーが気になったら、とりあえず触ってしまう。

・集合住宅のポストがあったら、ダイヤルに手がのびてしまう。(これはだいぶ言い聞かせて改善された)

・仲の良いお友達が手にもっているものを、「見ていい?」などど言葉を発する前に手がのびている。

・パパあてに届いた小包を断りなく気になったからと開けてしまうこともあった。

頭で考えるより、気になって手が出てしまうという表現が正しいと思う。

マンションのポストも、ほかの家のポストは触らないよと何度もつたえてきたが、もしデザインが変わっているポストなんてものがあろうもんには、まずは手で触って確認してしまうと思う。

これ、気になっています。

けど、そういうのって保育園では触ってはいけないものの場所やルールがあるからのん太郎も破ることはないから目立たないし、お友達との信頼関係も子供間でできているから、たとえクラスのお友達の物を触ってたとしても、トラブルに発展しなかったんじゃないかなと思う。

のん太郎に

「のん太郎も、勝手に自分のものを触られたら嫌でしょう?」

と、伝えても

「ぼくは、そういうの嫌じゃないよ。」

と、返答があり・・・・何度も言い聞かせ言い聞かせ今に至る感じです。

私が考えすぎ?けど、やっぱり気になります。

長男のマイナスな行動ばかりに私の育児を支配されたくない。

彼の持つ愛らしい独特な個性や行動力、そして彼の自尊心。それを大切に大切に育てていきたい。たくさん笑って、腹から笑って育児がしたい。

保育園でのん太郎を迎えにいくと、私より先に真っ先ににいにを抱きしめにいく妹。娘が大好きなにいにを、私も大好きだ。愛してるからこそ、それを行動にうつそうと思った。

そんな気持ちをかかえ、のん太郎の手をとり医療機関へ受診した。

続きは、気持ちの整理がつき次第更新していきます。

いつもありがとう。

美羽

追伸:

コメントさんのお返事ができずにおります。

いつもありがたく読ませていただいてます。

いつもありがとうございます。