ADHDの子供を育てるということ

お兄ちゃんなんだから!と、本当に言ってはいけないものなのか。

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

大阪在住の方、大丈夫でしょうか?関西に住む友人からは、食器棚が倒れて危なかったと。現在、ごちゃごちゃになった部屋の片づけをしていると連絡がありました。とりあえず連絡がとれたものの2次災害の危険もありので、皆様も十分にお気をつけくださいませ。

にいにのことが大好きなのん子。私が数を数える時に・・・

「い~ち、に~い、さ~ん・・・・」と言うと、数字の2のところで”にいに~!!”    とすごい反応をしてきます(笑)それがまた可愛いです。のん太郎は、その光景を見て「のんこちゃん違うよ~、かぞえてるんだよ~。」と、言いながらデレデレです。兄妹間で生まれるお互いを思う気持ちのやり取り、見ていてこちらが癒されるものがあります。

どちらかが叱られる時はどちらかがかばいに行くということも、よく見られるようになりました。本当に叱らないといけない場面にそれをやられると、困るのですが・・・。それでも、のん子が宇宙語で何を言っているかわからない時でも、にいにだけには伝わる時があったりと、兄妹っておもしろいなと眺めています。

3歳差の我が家。3歳差って意外と大変だよと言われてきました。年子や2歳差の友達は、きょうだいを一緒に育てられ、上の子は下の子が生まれてもお兄ちゃんやお姉ちゃんになった感覚がないまま育っていくから、激しい赤ちゃん返りもなかったよ!と、よく言われます。これ、本当なんでしょうか・・・。(まるまる2歳離れていると、そんなこともないような気もしますが)

そして、少し大きくなった今、上の子が5歳下の子が3歳、4歳ともなると一緒に遊べる遊具やアトラクション、そしてプールなどがあるため外遊びも同じ時間を共有できるようです。

お~!それは、のん太郎とのん子にはないな~と思いつつ、年齢差によっても子育ての在り方って変わってくるなと思いました。

ちなみに3歳差の我が家は、外遊びはにいにのあとをとにかくくっついて回る妹。なんでも同じにやりたくて、できなくての妹をできるだけ楽しませようと兄が奮闘しています。

先日も背もたれつきのブランコにのせてあげ、背中を押してあげたり・・・横幅が広い滑り台ではお膝にのせてあげようとしたり(これは、膝にのるほうが危険だとのん子が察知。手をつないで滑り降りてきました)、ボール投げをしたり・・・3歳差は3歳差で、そのやり取りは微笑ましいものがあります。

はたまた小学生高学年のお姉ちゃんを持つ歳の差きょうだいのお友達は、そのお姉ちゃんが完全なるママでした。なんならオムツ替えもしますし、おんぶだってします。ごはんも食べさせ、一緒に遊んであげるそうです。そのママいわく、お姉ちゃんはいないと困る存在だと。女の子って生まれた時から母性があるってよく聞くけど、素晴らしいわ~と、関心しちゃいます。最近は寝かせ付けまでできちゃうらしいです。すごくないですか?まじで。

歳の差によって、育児って色々変わってくるのね。ママ友とそんな話をしているとおもしろい。

性別や年齢さによって生じる育児の違い、みんなどんな風に日々過ごしているんだろうと思います。我が家は上が男の子で下が女の子ですが、同じく男の子と女の子を育てていても、上が女の子だと全然違うな~とも思います。

まぁ、私の場合2人目を授かっただけでも奇跡なので性別や年齢差なども気にすることはなかったんだけど、もしのん子が先に生まれ、のん太郎があとに生まれたら・・・私の育児は少なくとも今よりラクだったかもしれないなって思う。そういうの考えたりはしませんか?それでも兄であるのん太郎、可愛いし頼もしいです。もしのん子がお姉ちゃんだとしたら、のん太郎がもっとダメになりそうです(汗)

昨日も、お風呂あがりにほぼ拭かないままリビングへいった兄を見かねた妹のん子。引き出しからバスタオルを出し兄の体をふいてあげてました。そのあと、兄のパジャマとパンツを出してあげてました。兄、ダメダメです(泣)

さて、きょうだい育児でよく言われること。上の子に対して

「お兄ちゃんなんだから・お姉ちゃんなんだから!」って言わないようにと、よく言われてますよね。

あれ、本当ですか?(笑)

私、個人的には・・・のん太郎には”お兄ちゃんなんだから”もう少ししっかりしてほしいと思うことがしばしばあります。妹とのやりとりで理不尽さを感じて欲しくないので、妹がらみのことでお兄ちゃんなんだから!とは言いませんが、兄として・・・お願いもうちょっと頑張ってって思うことはあります。

ただ、私の場合は兄がいて自分が育ち、末っ子特権とやらを大いに使い生きてきた感が多々あるので(おいおい)、正直その”お兄ちゃんなんだから”と言ってはならないという感覚を身をもって体験していない分、そんなに言っちゃだめなのか?って思っている節もあります。

そう考えると私の幼少期、兄が両親から怒られている姿を見ては、”自分は同じように怒られないようにしよ~”って思ってたし、末っ子だからうまく甘えてたな~と・・・よくある妹パターンでした。

生まれた順における不公平感や理不尽感を子どもには持たせないよう気を付けていこうとは思いますが、自分がお姉ちゃんの立場であったママ友は、お姉ちゃんでしょ!って言われるのが嫌だったから、子どもには言わないようにしてる、と言うので、そうかーそんなもんかーと思いながら参考にしてます。

のん太郎へは、お兄ちゃんだからと我慢させることは求めてないけど、のん子の兄として普段の行動・・・もう少しなんとかならないもんかな・・・とは思ってます。のん子は、兄の行動を見ていますし、良いことか悪いことなのかの分別がまだつかないので、全部真似してしまい困ることもしばしば。のん太郎は、良し悪しがわかっての行動なので、もう少し見本になるようなそんな兄へ成長してほしい。

兄としてなのが、年長さんとしてなのか・・・、それともやはり私の求めすぎなのか・・・最近わからなくなりますが、妹の方がしっかりしてくるのが近い将来やってきそうな、そんな我が家です。

ただ、兄妹ってお互いのすべてを受け入れているというか、お互いまだ出会って2年ですが親が思っている以上に、2人の絆は深いような気がします。

母親の私とは違い、この子の良いところは〇〇で、直して欲しいところは〇〇でといった感情がなく、もちろんまだ5歳と2歳だからそんなの当たり前なんだけど、なんというかお互いの全てを受け入れているんだろうなと、思ったりもします。だからこそ、きょうだいってすごいなっていつも思うんです。

これから先、大人になるにつれ今のような関係ではなくなるだろうけど、この幼児期の今の2人の良い関係をうまく保っていって欲しいなと願ってます。

いつもありがとう。

美羽