ADHDの子供を育てるということ

これは泣ける。今年のドラえもんの映画”のび太の宝島”!!

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

4月、ついにのん太郎が保育園ラストの年を迎えました。

きっと、本当に本当にあっという間にすぎ

卒園式では号泣しているのでしょうけど

のん太郎にとっての最後の1年

今まで以上にしっかりと見守っていこうと思います。



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新しい担任の先生のこととか

色々と書きたいことがあるんだけど

今日はのん太郎と見に行った映画の感想を書かせてください。

3月最後の土曜日パパが仕事だったので

実家へお泊りついでに、のん子をじいじとばあばに預け

のん太郎と映画を見にいってきました。

たまには2人の時間が欲しいなと思っており

映画の前にカフェに行ったりと楽しく過ごしてきました。

さて、見に行った映画が

”ドラえもん のび太の宝島”だったのですが

想像以上に良くて、しかも泣いてしまいました。

まさか子連れでいく映画で

ここまで泣くとは・・・といった感じですが

そんなに泣く?とお思いでしょうが、そんなにです。

まだ見に行ってない方はぜひです。

のび太の宝島のテーマは”家族愛”だった

今回のテーマは、複線などの描写が一切なく

いたってシンプル”家族愛”がテーマです。

だいぶ割愛し、ほぼほぼ感想ですが

少しネタバレを含みます。気を付けてください。

のん太郎が4歳くらいからドラえもんを見るようになり

最近は毎週金曜日の夜7時がとても楽しみな時間帯になった。

私も小さい頃、ドラえもんが好きで金曜日はドラえもん。

映画も毎年欠かさず親と見に行っており

そんな自分がこうして親となり子供を連れてまた

ドラえもんの映画を見に行く。感慨深いものがあります。

映画に行くともらえる景品は今でもあって

今回は船の形をしたミニカーのようなものでした。

ドラえもんがちょこんとのっかり

子どもたちは喜んでいました。

私も小さい頃、光ドラえもんをもらった記憶が・・・。

親指くらいの小さなゴム状のフィギュアで

暗いところだとうっすらと光のですが

私の子ども時代はよく流行ったものです。

今回のドラえもん、決して壮大な感じではなく

テーマとしてはごくごくありふれている”家族愛”なんですが

特に父と子に焦点を当てたものだったのですが

それがまた良かったように思えます。

しずかちゃんがさらわれた宇宙船の船長のシルバー。

シルバーには長男(フロック)とその妹(セーラ)がおり妻は病気で他界。

それでも家族で手を取り合って生きていきたかった子供たち。

父、シルバーは子どものためと思い仕事に没頭し

それがあらぬ方向へと向かっていることに気付けず

子どもたちの信頼を失っていました。

もういやだと宇宙船を逃げ出す長男。

いつか前のような家族に戻りたいと願うセーラ。

今回はそのシルバー(父親)の家族に焦点を当てた物語となっています。

母親は他界し不在。父一人で子供を育てていくことになった苦悩。

とても繊細に描かれていました。

他にもドラえもんが窮地に陥るシーンがラストにあるんだけど

震える足をおさえ命がけでドラえもんを助けに行くのび太。

そのシーンにも涙です。

のび太をシルバーのもとへ行かせるために

スネオとジャイアンが奮闘するシーンも泣けるんですよ。

友情、何年たっても良いものですね。

”家族愛”だけじゃなく、しっかりと”友情”も組み込まれ

幼児だけじゃなく小学生だって楽しめるし

子どもに飽きさせない冒険のドキドキ感や

物語全体に”波”や”メリハリ”があり

まさに親と子が楽しめる映画だったと思います。

まぁ・・・・しいて言えば

なぜシルバーは宝を集めていたのかとか

シルバーの船の目的などが不明確だったけれど

それはそれで子供たちが視覚的にも楽しめていたわけで

ありかなと思ってます。

悪役が悪役じゃない今回のドラえもん。

だれも悪くない、登場人物の気持ちの描き方が

素晴らしかったと思います。

のび太がクライマックスで放った

”大人は絶対に間違わないの?”というセリフ。

予告編でも流れていましたが

本編のクライマックスにてその描写がありますが

ズシンときます。本当に。

きっと今回の一番のメッセージはこれ。

”大人は絶対に間違わないのか”

私たち大人たちは、いつの日からか子供じゃなくなり

大人になった。

そして大人から親になり、いつの頃からか子供に対し

親は正しいものだと

勝手な価値感を押し付けてしまうことが増えた。

そんな私たちは

”絶対に間違わないのか”。

隣で食い入るようにみるのん太郎に

少し、申し訳ない気持ちになったのは言うまでもない。

一緒に同じ歩幅で歩んでいきたいと

そう思った。

最後に個人的に

可愛くて大好きなミニドラが今回は大活躍で

それにも大満足。とにかく可愛かった。

のん太郎も私がミニドラを好きなことを知っているので

映画を見ながら、ミニドラ出たよ!と言わんばかりに

満面の笑みで私を見つめてきて、そんなのん太郎も可愛かったです。

あと大切な主題歌と挿入歌。

今回は星野源さんが担当されてて

私、別に好きでも嫌いでもなかったんだけど

今回の父子の愛をテーマにする映画だったせいが

星野さんの歌声がすっと入ってきて

かつ、とても良いタイミングで流れなおよかったです。

「ここにいないあなたへ」という

メッセージ性の高い曲であったり

親世代には嬉しい昔のドラえもんのテーマ曲を

うまく転調し、星野さんの曲に挿入。

ドドドドドド、ドラエモン~♪と流れ

事前に曲を聴いてこなかった私は

また聞きたいなおもうほどです。

本当は勇敢なのび太。

人の悲しみを悲しみ、人の喜びを喜べる

そんな大人に成長していって欲しいと

制作者側は大きなメッセージをのこしていきました。

今も昔も変わらず、子供たちをわくわくさせてきたドラえもん。

映画もたくさん見てきましたが、今回の作品は歴代最高です。

来年からは、毎年映画館へ足を運ぼうと思ったし

ドラえもんの声が変わってから

ずっとしっくりこなかった水田さんのドラえもんの声を

なんだかやっと受け入れられたようにも思えます。

今まで映画の感想って一度も書いたことがなかったんだけど

これはもう書かずにはいられない

そして、映画館にぜひとも見に行って欲しいと思う作品。

おすすめです。

いつもありがとう。

美羽