ADHDの子供を育てるということ

長男(5歳)レゴが好きすぎてプログラミングのロボット教室に入会する

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

あぁぁ、、、もう12月・・・。ねぇ・・・誰か嘘だと言って!早すぎるわ!

大掃除にクリスマスパーティーの準備に年賀状・・・。何一つ何の準備もできていない。それもこれも全部義母のせいだと思う。(それは、たぶん違う)

それに、今年はこちらのブログに引っ越し、コメントさんはできるだけお返事を書こうと思っていたのに、あぁ~それすらもできていない・・・。気持ち的には、読者様に年賀状をお届けしたい気持ちでいっぱいなのですが。(むしろ、届いたら怖いって)

のん太郎とLEGOブロック

さてさて、のん太郎とレゴブロック。以前読者様に、のん太郎のレゴ作品を見たいとリクエストを頂きましたで、それも含めてどどっと公開です。

これはのん子が生まれてすぐ、私の入院中に寂しくないようにとプレゼントしたスターウォーズシリーズの作品。初めて作ったのは3歳で、何度も作ってはバラし作ってはバラしを繰り返しているお気に入りの作品。

レゴの素晴らしいところは、中身すらも決して手を抜かずデザイン性が豊かなところ。のん太郎は、遊ぶというよりも完成した作品を惚れ惚れするような目で眺めていることが多いです。

ここのパーツのここの部分がカッコいいとかよく言います。

こちらは、ペンギン。後ろにあるシッポを押すと羽がバタバタするよう仕込みあり。これは、ピアノの発表会を頑張ったね!というご褒美に買ってあげたもの。

これは、レゴのラジコン。リモコンもレゴブロックで作るという優れもの。

こちらはたしか・・・3歳のクリスマスでサンタさんからもらったもの。

これらは、説明書があって組み立てた作品。のん太郎は、とにかく説明書を見て組み立てていくというという工程が好き。説明書だけでもよく眺めているし、最後の索引部分のブロックの説明も大好き。たまに、ニヤニヤ笑いながら見ている時がある・・・。ちょっと気持ち悪い(おい)

もちろん説明書にこだわらず自由にブロックを組み立て作品を作っていくというのも、レゴの魅力。

のん太郎作:クリスマスの風景

我が家のクリスマスツリーは、木ではなくブロック。街灯もよくできてて可愛らしい。

のん太郎のレゴ好きは、出産祝いで頂いたデュプロという大きなレゴブロックの列車から始まりました。

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1歳後半には、これらでなんとなく形あるものを作り、2歳の誕生日の時にはデュプロの工事現場シリーズを私たちからプレゼント。もちろん大喜び。

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早々に線路が足りないと言われ、買い足したのを今でもよく覚えています。

5歳になっても、こちらの大きなブロックであるデュプロでもよく遊ぶので、買ってあげた甲斐があったなといつも思います。

もともとレゴ好きだったパパの影響もあり、3歳手前に初めて説明書付きのLEGOブロックを買ってきたパパ。おいおいまだ早いだろうよ~!と思っていたら、真剣に組み立てはじめたのん太郎。その姿に私はとても驚きました。

1歳からクリスマスも誕生日も特別な何かのご褒美もLEGOだった我が家は、相当数のLEGOブロックがあります。

そのあまりにレゴの多さに、片付ける時は踏んづけると痛いし、小さいブロックを吸い込まないよう掃除機をかけるのにも気をつかうしで、今年の5歳の誕生日の時には、私の方から「もうレゴ以外の何かにしたら?」と提案したのですが、断固拒否でした。

今月の5歳のクリスマスもスターウォーズシリーズのレゴが欲しいと言い出し、またか・・・と思いつつも、彼の所有物に色々口出ししそうになるのをぐっと堪えております。

今でも鮮明に覚えていることがあります。のん太郎が3歳の時のことです。

私には、ほとんど区別のつかない上の写真の部品。長さは2㎝にも満たない細かい部品です。しかし、のん太郎は全然違うよと言い、よくよく見るととたしかにちょっと違う。

3歳だったのん太郎は、左は〇〇に使うやつで、右は〇〇に使うやつだよ!とはっきりと区別しており、まさか!と思って説明書を確認すると・・・たしかにのん太郎の言った通りだったということがありました。

これも似ているようでちょっと違う。1cmほどのタイヤのホイールの部品ですが、こんな小さな区別が3歳の時にはすでについていました。

そして5歳。

増え続けたLEGO。たくさんある部品の中、似たような部品もたくさんあります。これらはごくごくその中の一部なんですが、その一つ一つまでも何の作品でどこに使うブロックなのかを全て把握しています。

おいおいそんなの嘘だろうよ!と思って、また説明書を見て確認しようとするも説明書が分厚くて、その部品のページが探せない私。そんなママを見かねて説明書をめくりだし、ここだよと当たり前のように教えてくれるのん太郎・・・。

義務教育が、国語・算数・理科・社会・LEGOだったら良かったのにねと思わずにはいられません・・・。

顔だけでもも集めたら100個以上ありますが・・・

もちろん、この子たちの顔の区別もばっちりで間違ることすらありません。その能力、少しでも日常生活で生かしてくれたら、私はこんなに苦労しないんじゃないかと思わずにはいられませんが・・・。

そんなLEGOとともに生きてきたのん太郎です(笑)

その様子を見ているうちに、今年のクリスマスプレゼントもまたLEGOが欲しいのか・・・とは思いますが、それでもそこに口出しをするのはもうやめようと思うようになりました。

面白いことに、のん太郎は自分が作った作品で遊ぶことをあまりしません。もちろん多少は遊ぶのですが、作品が完成したあと、それをまたバラバラにすることに何のためらいものないようでそれは3歳から変わることなく、何かしら作ってはバラし作ってはバラし・・・を繰り返しています。

そんな様子を見続け、彼はどうやら”組み立てる”というそのものに興味があるんだなと思うようになりました。

そして、モーターとの出会いがやってきます。

電池を入れて自分で操作するというLEGOブロックと出会い、のん太郎は自分で作ったレゴをモーターで動かしたいと言うようになりました。

調べると・・・そんなワークショップがいくつかあったので、試しに夏のワークショップに参加させてみました。

それがロボット教室との出会いでした。

教室のカラーが色濃く出るロボット教室

ロボット教室と一言で言っても実はたくさんの教室がありました。

そして、我が家は夏に開催されたそのワークショップへの参加を皮切りに、いくつかのロボット教室の体験を回り始めました。

そして、知ります。レゴを動かすためにはモーターが必要で、そのモーターに指令を送るためにプログラミングが必要であることを。

どの教室もタブレット教材を利用し、組み立てたブロックと連動させ動かしていきます。見たことも感じたこもないその未知の世界にどんどん魅了されていくのん太郎。

好きこそものの・・・・まさにそんな感じでした。

いくつかロボット教室を体験させて頂き、小学校1年生のタイミングでどこか良いところが見つかればと私は思っており、保育料分を授業を充当しようと決めました。

4月からというのは、だいたいどのロボット教室も4月入会を推奨していて、1年間通して学ぶプログラムが設定されており、学年やスキルに合わせステップアップしていくといったものだったからです。塾のようなものですね。

そして私たちもまた一つ学びます。ロボット教室と言っても、全ての教室でLEGOを使うわけではなく、その教室独自のブロックを使うところもあること。また、個人プレーでやるところもあれば、チームプレーで作品作りを学んでいくところとそのカラーは様々でした。

授業時間も同様に、一回の授業の時間が50分のところもあれば90分、120分のところもあったりと、本当にそれどれ。長いところでは3時間のところもあり、何がのん太郎に合っているか見極めていく必要が出てきました。

また教室によってはWRO(自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト)というロボットの大会を目指している教室もあったりと、思っていたよりもずっとずっとロボット教室に未来を感じるようになっていきます。

そして、そのロボット大会に使う教材はLEGOブロックであることを知り、好きでやってきた遊びに、何か未来が楽しくなるようなそんな夢のある目標をのん太郎に作ってあげたいと考えるようになりました。

まずは私がネットで情報を集めたり調べたり、のん太郎の体験入学を重ねた結果、まずは第一にLEGOを使っている教室にすること。何かこの先、目に見える目標があった方が良いなと思いロボット大会の出場経験のある教室にとしぼりこみました。

するとだいぶ淘汰されていきます。

無知識で探し始めたロボット教室ですが、この時点で私もだいぶ詳しくなっていました(笑)

それまでは、WROというロボット大会の存在も、そこで使うブロックがLEGOということも全く知らなかった!

そんなことを重ねるうちに都心にある、とあるロボット教室が良いなとしぼられてきたので、11月の某日1日体験へ行き、そこがもし良かったら入会しようと決めいざ体験へ!!

しかし、そこでまた一つ・・・

講師である先生との相性も・・・・ものすごく大事なんだと学ぶこととなります。

11月某日、意気揚々と訪れた都心のロボット教室。口コミ通り、本格的でとても良かったのですが・・・先生との相性がイマイチでした(泣)

使う教材じたいが、低学年用と高学年用とに分かれていて、体験早々にのん太郎は断然ブロック数の多い高学年用をやりたいとい出しました。しかし、のん太郎あなたはまだ5歳です。

組み立てるという技術だけとって言えば、のん太郎の場合はピカイチです。けれど、プログラミングの教室は組み立てることだけしていれば良いわけではなく(それなら、家でいくらでもできる)・・・そこの折り合いがのん太郎にはとても難しいものでした。

組み立てが簡単だと飽きてしまうのん太郎。しかし、そんな様子に先生は組み立ての集中力がないと、続けられないよ!と何度ものん太郎に言い聞かせます。

また先生が話している最中は、LEGOから手を離し目を見て聞きなさいと何度も促されるのん太郎・・・。先生の言ってることは理解できるものの、何度も”聞いてる?””集中して!”と言われてしまい、のん太郎は気にしていないようでしたが(少しは気にしろや)私はなんだかそのやり取りに疲れてしまいました・・・。

にも関わらずのん太郎は、もっと難しい組み立てのブロックをやらせて欲しいと懇願。

しかし先生からは、もう少し集中できるようなってからねと、最後まであしらわれ、授業時間と同じ50分の体験が終わりました。

私は5歳児健診を受けた時、心理士の先生の言葉が頭をよぎります。

態度はどうであれ、本人が理解しているかどうかを大事にしてほしいと。また、それを大事にしてくれる担任の先生であれば、良いのですが・・・と。

まさにこれだと。

う~ん・・・相性って難しい!!!これが学校の担任だったらのん太郎アウトだわ・・・と体験を通し少し暗い気持ちに・・・・。なぜ、習い事選びにこんな暗い気持ちにならなあかんねんと、またどんより。

帰りの車で、のん太郎に先生の言葉は理解できたか聞くと、やはり理解できており、ただそう何度も「聞いていますか?」と言われると、さすがののん太郎も嫌だったと。

態度が悪いのん太郎がそもそも悪いのですが、きっとこれでは良い成果にはつながらないと判断し、前評判の良かったその都心にあるロボット教室の入会を断念します。LEGOが嫌いになっては元も子もないですからね。

そんなことがあって、しばらくプログラミングの体験教室めぐりから遠ざかっていたものの、のん太郎からLEGOのプログラミングの教室、どっかいかないの?とせがまれるようになり、重い腰をあげ、また探し始めることとなりました。

そんな折、のん太郎自身もいくつかのロボット教室を体験させてもらううちに、自分自身も通いたい教室のイメージがつくようになります。

私は、まずはレッスン費用。家から教室までの距離や駐車場代、そして曜日と時間、それに一番大事なのは先生の教え方や教室の雰囲気。できればレッスンの日は、土曜日の夕方がベスト!そんなことを思っていました。

一方で、のん太郎はただ一つ!

年齢という枠にとらわれない、自由に部品を使ってロボットを作ることができる教室!というものでした。そして時間は50分では物足りない!そんなところでしょうか。

そんななかなかぴったりと当てはまる教室がない中、先月今までとちょっと違った雰囲気のロボット教室へ行ってきました。

のん太郎は、前回の失敗(?)を踏まえ、自分が今まで作った一番難しいLEGOの説明書を持参。到着し、1対1の体験授業が始まるやいなや、先生に・・・・

「ぼくは、このくらいのなら、説明書を見ながら一人で作れるよ!!」と説明。そうか・・・そのために説明書を持ってきたのかと母は理解。

そしてその先生も

「そうか!僕はまだ5歳なのに、こんな難しい作品が作れるんだね!すごいぞ!じゃあ、今日は同じくらい難しいものを一緒に作っていこう!」と盛りあげてくれるところからスタート。

コミュニケーションってとっても大事!前回では見ることのできなかった、のん太郎の嬉しそうな顔がありました。

普段は3人の生徒がいるようですが、その日は体験授業につきのんたろう1人です。時間は90分。実は、この90分というのも長すぎず短すぎずちょうど良かった。

組み立ても楽しんででき、かつプログラミングも十分にしていくには50分では短く90分がちょうど良い達成感をえられ、授業を終えることができるようです。

あっというまに、ロボット制作を終えるのん太郎。先生もうまい具合に褒めてくれます。まだ5歳なのに、ここまでスムーズに組み立てられるのは、のん太郎君がはじめてだよ!なんて、うまく持ち上げてくれるもんだから、のん太郎は俄然やる気です(笑)

さぁ!組み立てを楽しんだのち、ここからがのん太郎のお待ちかねのプログラミング。

他の教室はiPadを使い、ある程度完成させられたプログラムを指で操作し繋げてていくのですが、ここの教室はパソコン。まずはパソコンでしっかり設定し、そこからiPadへデータを送り、iPadから自分たちが作ったロボットに指令を送るというものでした。

そして使う教材ものん太郎いわく”難しい方”という教材で、のん太郎は大喜び。

その教室はあえてパソコンを使い、教材もあえて難しい方を使うようです。難しい方の教材は年齢に応じていくらでも簡単に設定できますし、iPadが使えてもパソコンも使えなくては意味がないという教室の方針からよるものでした。

そして初めは個人プレーでロボット作りを学ぶけれど、ゆくゆくはチームで制作。なぜなら、ロボットの大会はチームプレイだから。それでもまずは個人のレベルを上げる必要があり、各自が基礎から徹底して学ぶシステムが構築されていました。

その教室についていけるかは別としても、のん太郎はよほど嬉しかったんでしょうね。

のん太郎自ら、(今までいくつか体験をしてきた中で)ここ一番いい!ここに通いたい!

と言い出し。そのまま入会のはこびとなりました。

よし、来年4月から!と思って手続きを始めようとする中、今すぐ通いたい!と懇願するのん太郎。そこで、教室の先生たちとの話し合いです。

来年4月からだと、小学校1年生になり同じ学年か一つ上の学年の子と同じようにスタートできるメリットがありました。

しかし、のん太郎にはそんなことは全く関係ありませんでした・・・・。

のん太郎に該当するプログラミングの入門のクラスに今から入るとすると、補講を受けて他の生徒さんが進んできたレッスンを別日に受ける必要があると先生が言われるのん太郎。かつ、同学年のお友達はいない。

先生からは組み立てはできるし、プログラミングに関してはそこまで年齢を気にするようなこともないだろうからと、思い切って12月から途中入会でやってみましょう!とトントン拍子に話が進んでいきます。

そして授業の他に、受講する必要がでてきた補講という名の個別レッスン。もちろん、のん太郎大喜び・・・・。

散々迷いましだが、ここまで本人がやる気になっている以上、できる限り協力してみようかとなり、補講も含め毎週のようにロボット教室に通っているのん太郎です。5歳になり、自分で通いたい!と決めた習い事。今後、どのように形となっていくか見守っていければと思います。

いつもありがとう。

美羽