ADHDの子供を育てるということ

長男5歳の行動をいまは”個性”として受け止めた私にできること

ご訪問ありがとうございます。みゅうです。

昨日の日記の続きとなります。書こうと思っていたことがコメントさんでご質問を頂いたのでお返事もかねて書き進めていきます。

本日もお付き合い頂けた幸いです。

***下記太字、コメントさん引用***

>旦那さんはのん太郎くんのADHDグレーと言われたことに関して何て言ってる?我が家は旦那は1年かけてようやく、「この先、発達障害だと診断されたとしても受け入れないとね」ってなったよ。

うちの場合は義母は完全否定だったけど、夫はのん太郎がもしそうだったとしたら納得できるところもあるな、という感じです。ある意味お互い苦労してきたので戦友ですな。肯定も否定もせず、ありのままののん太郎を受け止めるという感じでしょうか。

夫のそういう動じないところ、すごいな~と思います。

>のん太郎くんは療育は受けないの?
>就学に向けて様子見だけなの?
>学校は普通学級と特別支援学級とがあるけど、そういう話は出なかったの?

私は、のん太郎うんぬん抜きにして療育を受けることについては賛成派。母親の勘は何よりも正確なものだと思っているし、母親がアレ?ちょっと周りと違うかも?と思ったら、健診関係なしに医療機関を受診すべきだと思っている。それに療育を受けるなら早い方が良い。これは、私の考えね。

というのも、これは私の長年の経験からのことなんだけどね・・・(気分を害したら申し訳ない)3歳未満で明らかに何か周りと違うと母親が思う場合、親がものすごく神経質の場合を除いては、グレーよりもクロのことが多かったの。だから、いつも早く相談や受診に来てくれてありがとうございますという気持ちで対応していたの。

これね発達障害に限ったことではなく、いつもと少し違う目の動きや、パパは気付かない程度のほんの少しの瞼の下垂で違う病気が見つかった子もいました。

のん太郎の場合だと保育園生活はこなせているということが私の中で大きかったのかもしれない。のん太郎は療育の対象にも支援学級の対象にもならないと、医師からも心理士の先生から健診できっぱりと言われており、手はかかるけどその対象になるかは別問題かなと思っているところです。

そして、今不思議とのん太郎が落ち着いています。これね、5歳児健診を受けると決めたあたりから落ち着きだして、これが偶然なのかどうかわからないのですが、様子を見ているところです。

実は一昨日、区で主催している『うちの子ちょっと元気すぎない?』という共通の悩みを抱えている親子の会が最寄りの児童館であり参加してきました。そこには児童館の先生と心理士の先生も参加。

その中に、どうしてもお友達に手が出てしまう子がいて、のん太郎も思いっきり叩かれたりしており、いつもののん太郎ならここで、ここでキィー!!となって反撃開始なんだけど、しばらく様子を見ていたら、ちゃんと言葉で怒りながらも「やめて!!」と言え、やり返しをせず、そのお友達も今度は「ごめんね」って言えたりして、のん太郎の少し成長した一面が見れた。

途中、そのお友達のお母さんが止めにかかろうとしてたんだけど、しばらく様子を見てみませんか?と提案。就学後は親が喧嘩の制止に入れなくなる。子供たちだけで解決しなくてはならない。自分の力で切り開いていかねばならない場面に、たくさん遭遇するであろう。

まぁ、そのあと・・・

「ごめんね」ってそのお友達に言われたあと、全然痛くなかったから許すって言ってて、おいおい痛かったらやり返してたのかよ!とも思ったけど・・・我慢はできたことは大きかったかなと。のん太郎は、自分から手を出すことはないけど、売られた喧嘩は買うタイプです。

ただ個人的に、やられたらちょっとやり返すぐらいがちょうどいいかなと思うので、これをどう判断するかは家庭次第かなと思う。しかし、のん太郎はやられたらい返す!倍返しタイプ(どっかで聞いたことあるな)。しかしそんな倍返し一面も、やっぱり最近は和らいできているように思える。なんだろ?涼しくなってきたからか?

>のん太郎くんがADHDグレーの可能性があるとブログで読んで驚いたけど(知的なイメージ>があるから)、みゅうちゃんは私以上に衝撃的だったよね
>私は、グレーかな?白かな?と思いながら日々過ごしてるけど、診断名がついた方がもっと>理解してあげられるし、本人が困ってることから救ってあげられたりもするのかなって思っ>てるよ
>まずは親がグレーかもしれないことを受け入れてあげないといけないよね
>心の準備、私は1年かけてようやくかな。みゅうちゃんは、どう?

なんだろ、私が軽いんだろうか・・・

たしかに、5歳児健診で医師からグレーかもと言われた時は衝撃的だったし、ショックだったけど心理相談を終えて今思うことは、とりあえず今はこのまま様子を見るだけで良いかなという判断にたどり着いています。

もちろん、小学校に入ったらわからない。かなり危うい面を持ち合わせているのも事実。だとしても、今はちゃんとやれている。運動会の練習もできないところを、一人残って練習したりしている姿も見られるようになった。できないのに、オラできるぞー!と言ってた時とは大違い。

だからね、小学校に入ったら悩むことにしたの。じゃないと、可愛い可愛い最後の保育園生活を違う目で見てしまいそうだから。運動会も色眼鏡で見たくない。だからね、今ののん太郎との日々を楽しむって決めたの。

ADHDに限らず発達障害は、まずは本人が生きにくくならないようにすべきことが第一だけど、その事実に対して親がどう判断しどうアプローチしていくかでも、きっとその子の将来は変わってくるのだと思う。

なんなら私、ADHDの薬に関しても肯定的なタイプで、育て方でもない、本人の問題でもなく、脳の伝達の問題で、それが薬で解決するなら試していくのもアリではないかと思っています。たしかに、服薬上のリスクや長期的な臨床結果も少ないというデメリットはあるけれど、それでも試してみようと思うじゃないかと思う。

これが軽いのかどうかはわからないが、アプローチの方法は本当に家庭によるのではないかと思う。

>何かしらの心配があって受診しているので、きっと、問題ないですと1回の診察で言われて>もモヤりません??
>難しいですよね。
>真っ白以外はグレーと言われる世界だと思うので、悩みすぎないでくださいね。

ありがとうございます。真っ白以外はグレー!なんだか斬新!!

きっとグレーの濃さにもよるのでしょうが、のん太郎の場合まだまだ個性という領域で良いかなと思っています。それも受診したがゆえにそう思うだけで、受診してなかったらもしかしたらまだ悩んで悩んで、のん太郎のマイナス面だけ焦点を当てていたかもしれません。

まぁ、絶対的に小学校入学後は悩むでしょうから、またお付き合い頂けたら幸いです。来週も、心理士さんの子育て講座があるので、参加しようと思っているところです。

さて、話は少し変わって・・・・

のん太郎の小学校の越境通学をするかしないかで悩んでおりましたが、その件についても終止符が打たれたので引き続き、のん太郎の小学校話に話をすすめていきます。

長くなってきたので、次のページへつなげますね。

いつもありがとう。

美羽