ご訪問ありがとうございます。みゅうです。
結婚してもう10年以上たつのに、何かの書類で自分の名前を書くと際に、なぜだか旧姓を書いてしまう時がたま~にあります。あれ、何ででしょうね?(知らんがな)
さて、タイトルでもあるように昨日の朝の6:30~7:30までのピッタリ1時間・・・・長女2歳のん子さん、冷蔵庫の前で泣き叫び続けました。すごかったですー。家族みんなぐったりですー。
シクシク泣くのではなく、ギャーギャーワンワンと泣くという表現がしっくりくるような、そんな泣き方を1時間。本人も辛いだろうけど、泣き叫ぶ声を聞かされる家族もまたしんどい。近所迷惑にならぬよう、家の窓を閉め切り彼女の癇癪がどこまで続くか見ておりました。
彼女の主張は、ただ一点。ジュースを飲みたい!といったものでした。この癇癪の原因は今ジュースを飲みたいから!はい、ただ、それだけ!!
「朝からジュースはいけませんよ。」
「やじゃーーーージュウチュのみたいーーー」
ひたすら、この攻防が続きます。
のん子のもう一つ困ったこととして、泣いていている時に両手が頭にいき髪の毛を引っ張ってしまうということ。その癖は0歳からあって、今でもだいぶ減ってはいるけど、そういった行為があります。それでも、昨日はこちらも腹をくくり、この大泣きのん子のグズリの経過をみることにしました。腹をくくり、放置です。こんな時は抱っこも拒みますから。来ないで!見ないで!と言われます。
6:30から泣き続けた彼女ですが、7:00になり朝食の時間になっても冷蔵庫の前から離れず泣き続けます。こういうこと、のん太郎の時にはなかったなぁと思いつつ、案外女子の方が頑固なのかなぁ・・・と、思ったり、とまぁ・・・途中に耳栓でもしたくなるほどの泣きっぷりでした。
あまりにうるさいので、のん太郎も
「ママ、もうジュースあげちゃいなよ。のん子ちゃん、かわいそうだよ」
と、言います。
私も、その姿と泣き叫ぶ声のうるささに心が折れそうになり、もうジュースをあげてしまおうかと・・・30分が経過したあたりから思い始めます(笑)とりあえず、もう一度抱っこを試みましたが、断固拒否。ジュースしか受け付けないといった意志の強さがうかがえます。
とりあえずそのままこの癇癪のん子ちゃんを放置。7時になったので、パパとのん太郎と3人で頂きますをしました。「頂きます!」と、わざと大きな声で聞こえるように言ったのですが、それがどうもまた気に食わなかったようで、さらに大声で泣き続けます。
それでも放置です。
赤ちゃんは泣くのが仕事と言いますが、2歳の彼女・・・泣くのが仕事ではないにせよ、ここまで体を張って全身で泣いて訴えているにもかかわらず、そのそのジュースが欲しいという対価は受けとれず、2歳なりにそれをどう受け止めているのでしょう。
それでも放置は続きます。ここまできたら母と子の根くらべです。
のん太郎とは違った意味での頑固さです。のん太郎は一気に沸点へと達しますが、いったん達したあとはその威力は右肩下がりなのですが、のん子の場合、沸点こそのん太郎と違いますが継続時間を計測するとあきらかにのん子方が長いです。
図で表すとこんな感じです。(暇か!)
そして45分を経過したあたりから、今度は攻撃にでるのん子。
冷蔵庫で大泣きしていた場所から、リビングにいた私のところまで猛ダッシュ。バチン!と私の腕を叩きます。実力行使にでてきたのん子。うるさい上に叩いてくることにちょっとイラ~とした大人げない私は「のんこ、それは痛いよ!」と、キツくしかります。
その言葉にまた泣くのん子。のん太郎は、私の言い方に対し冷静に「ママ、もっとやさしくいいなよ」と、諭します。のん太郎は、のん子がこんだけ泣いてても、割と平気な様子。不思議です。
さてさて、どこまでこの癇癪は続くのかみていきましょう。
どうにも泣きやまないで、今度は私の方から話し合いを求めてみました。
泣き叫ぶのんこに「わかった。じゃあ、納得いくまでママと話し合おう」
と、伝えますが「ややーーー!」と、言うばかり。話し合いにもなりません。
それでも、朝のジュースはいけないということを伝え、人を叩くこともいけないことを伝えます。のん子の鳴き声に、私の声がかき消されてはおりますが・・・。
よく子どもってずっと泣いているとなんで泣いているかわからなくなるって言いますが、のんこの場合はそんなことは一切なく、一貫してジュースが欲しいという主張のもと泣き叫んでおります。この手のタイプ、ごまかしがききません。
ある意味、すばらしい根性です。
あぁ・・・そろそろ1時間が経過する。泣いているのん子を目で追いながら安全だけを見守り、ただ放置をしているこの状況、何もしていないようで自分の子の泣き声を聞いているだけでけっこう疲れます。そして、私はこれから出勤です。(パパは早々に出勤していった)
パジャマのままオムツも変えないで泣き続けていたので
「せめて、お洋服だけでも変えようか?」と、聞くも・・・返ってくるこたえは「ジューチュのみたいー」
いや~・・・この執念、すごいです。母ぐったりですが、のん子だって疲れているはず。
けど、ここで許したら泣ば手に入るって思われても困るー(大げさか?)。そして、私もここまで頑張った。この攻防、どんな最後が待ち受けているかみてみたい。
そして1時間がたった時です。
急に、本当に急にピタッと泣き止んで・・・・
「ちゃちゃ!!」
ん?今なんか言った?あれ?泣き止んだ?思わず、私ものん太郎も作業の手をとめ、のんこをガン見(笑)
すると、もう一度・・・・
「ママ、ちゃちゃのみちゃい!!!」
泣きはらした目はパンパンに腫れていましたが、なんとなくスッキリしたのか、お茶が欲しいと、言い出しました。
なんだ、こいつ・・・(おい!)って思いながらも、コップにお茶を注ぎます。一気に飲み干すのんこ。そりゃ、あれだけ泣いてたら、喉も乾くがな!
すぐさま「もっかい!」と言って人差し指を1本立ておかわりを催促。催促されたお茶をもう一度そそぎます。その顔は笑ってます・・・。なんだ、こいつ・・・・(おいっ!)
しかし、何度も心折れそうになり朝からジュースをあげてしまおうかと思ったけど、あげないでよかったーと・・・。
ちゃちゃを飲んで落ち着いたのん子。
今度は食卓を指さします。自分の食事だけまだテーブルに残されています。
食べるの?と聞くと、コクンと頷くので席に座らせると、勢いよく食べてました。
お腹もすいたらしいです。そりゃあ1時間も全身運動したら、腹も減るわな~・・・。
むしゃむしゃ食べている中、
「おいしい?」と、聞くと、またコクンコクンと頷きます。
「朝からジュースを飲んだら、それでおなかいっぱいになって食べれられなくなってたと思うよ?」というと、悪いと思ったのか、上目使いでこちらを見てきます。
「朝からジュースはだめだよ?わかった?」と、聞くと、「わかった」と言い
「それにね、自分が欲しいものがあっても、あんなに泣いて欲しがったら、それはだめだよ。」と、伝えるとまた「わかった」と、言ってました。
2歳なりに、いくら泣いてもダメだと分かったのか、本当にピタッと泣き止んだあとは、ジュースという単語は出てきませんでした。
いや~根負けしそうになったけど、なんとか持ちこたえて良かった。それにしても、1時間。何分間泣き続けるんだろうと思ってはかりはじめたものの・・・・あっぱれです(汗)
ちなみに今日の朝。冷蔵庫の前に立ったのんこ。なんていうかな~?って思って見てたら
「ママ、ちゃちゃ!」と、言います。お~!と思って、お茶をコップにそそいであげると満足そうに飲み干します。
「昨日、ここでいっぱい泣いたのだあれ?」と聞くと「のんちゃん」と言います。ちゃんと、わかっています。
「何が欲しかったんだっけ?」と聞くと「ジューチュ」と、言います。それは、良いことだった?悪いことだった?と最後に聞いたら、手で×マークをつくり「めめだったー」と、言ってました。
そんなのん子に、今日はとても偉かったことを伝え、いっぱいいっぱいギュウをしました。昨日の1時間の攻防、無駄ではなかったようです。
いつもありがとう。
美羽