おはようございます。みゅうです。
先週、就学する小学校の初めての保護者会がありました。
就学する小学校の場所は大人の足で10分程度のところに位置し、子どもの足だとその倍くらいかかりますが頑張って6年間通ってくれることを願います。
のん太郎の通学する小学校には登校班というものが存在しません。家が近くのお友達と帰るようにと指導があり、4月中は真っすぐにおうちへ帰るという下校指導があります。
なんともありがたい指導ですが、当面は登下校の付き添いは必須かなと思っています。
さて、初めての保護者会に緊張気味の私。
保護者会実施の教室へ入るとすぐ、入学準備リストと書かれた封筒を渡され中身を確認、続いて学区域のマップが黒板に張り出されており、そこに自分の苗字を書いた丸シールを貼るといったところからはじまりました。
就学を決めた学区域のB校。ほんの少しの時間ですが児童の様子を見たり、学童の中を見学をしたりできました。やっぱりのほほん小学校だけあって、全体的にのんびりとしている印象。心なしかママさんたちも、あくせくしていない印象を受け、入学後も変わらず、この小学校にして良かったと思いたい、そんな気持ちです。
すでに入学しているママさんとも交流がありますが、勉強面においてものんびり傾向がみられ宿題も個人の負担になりすぎないようにと考えているとのこと。それに不安を覚えるか安心するかは、その家庭の方針でしょうが、やっぱりのん太郎には合っているのではないかなと思いました。
おもしろいことに、のん太郎の小学校は校庭開放や公園などでも多くの生徒が集まります。他の学校の子たちは、みんな公園や校庭で遊ばないで何して遊んでいるんだろうね?と児童の間で話題になるようです。(近隣の学校の子たちは校庭開放へ行かず塾へ行くのだと思うが・・)
実際近隣の小学校では、低学年から塾や公文に通わせているご家庭が多く、これもやはり時代の流れなのかなとも思ってみています。勉強、大事ですもんね。
ただそれでも、私は小学校の宿題の量や塾のレベルによって出身大学が左右されることはないと思うし、もしかしたら私立中学受験の合否には左右されちゃうかもしれないけど、その子の伸び時はそれぞれで、のん太郎の場合は(※希望的観測を含)、のん太郎の伸びる時期はもっともっとあとのように思えます。
きっとのん太郎は”自由”を知らないと、先に進めないように思えます。自由にのびのびと好きなことをたくさんやらせて、やらせるだけやらせたあと、それをバネにのびていって欲しいと思います。
親としては、自由と好き勝手は違うということ、それだけはきっちりとこれから先教えていかねばと思っていますが、だいたいいつも苦戦中です(汗)
さてさて、もう一つ。一クラスの人数も気になるところです。
どうやらのん太郎の学年は人数が例年に比べ多いようです。クラス配置は、文部省の決まりで、生徒数が70人だとしたら35人の2クラス制になり、71人以上を超えた場合は3クラスとなります。
のん太郎の小学校は基本的に2クラス編成ですが、のん太郎の新1年生は現段階では77人だったので、そこから転出転入でどうなるか微妙なラインかなと思います。
現時点のままだと3クラスになり一クラスあたりが24人程度になりますが、人数が減り2クラスとなると1クラスの規定の人数のマックスの35人となり、こればかりは入学式当日になってみないとわかりません。
のん太郎のようなタイプの母親でなければ、一クラスあたりの人数なんてこんなに心配することはないのですが、のん太郎にとって24人の中で指示を聞くのと35人の中で指示を聞くので大きく印象が変わります。
それは心理士の先生からも言われたことで、のん太郎の場合は一クラスの人数は、けっこう影響してくるのではないかと。正直、もうドキドキです。
さてさて続いて・・・
保護者会は校長先生からの話ではじまり続いてPTA会長の話へ。
なんかPTAって聞くと、もう本当に小学校!!!って感じがしました。PTAの役員の仕事に参加しましょうという話、役員以外でも、見守り隊といって通学路のパトロールが高頻度で回ってくることを聞きました。区内、随一です!って言ってた。
けど、それだけ親の目が近いっていうのは、とても良いことですね。私もそのパトロールを積極的にやりたいです。
まだまだ終わらず、今度は持ち物の話へと続きます。
持ち物の指定が多く、体操着はもちろんのこと、紅白帽はツバ付きの物、防災頭巾にランチョンマット。今の時代は、給食時にランチョンマットとかも使用するんだぁと驚き。
筆箱は無地指定、えんぴつも六角鉛筆の2Bの柄無し。もちろん、消しゴムも下敷きも柄無し。鉛筆のキャップは使用しないでくださいと指示。遊んでしまう子が多いと話がありました。容易に想像がつきます。
話を聞きながら、あぁ・・・本当に小学生かぁと思う。
まだのん太郎が小さかった頃、年長さんや小学生なんて、大人に近い存在のような気がしていたけれど、いざ子が6歳になると、思っていたよりもずっと幼くて、良し悪しの判断も乏しく、育ててみないとわからないことって、たくさんあるんだな思います。
しかしその一方で、年齢があがるにつれ親の目がどんどん届かなくなり、だからこそ家での親子関係ってものすごく大切で、子どもが事件事故に巻き込まれないため、そして起こさないためにすべきこと、今一度パパと考えていく必要がありそうです。
持ち物の話が終わると、最後に副校長先生のお話。
「乳児から幼児、そして今度は児童になります。それが小学生です。色々緊張されることもあるとは思いますが、まずは学校の役割として、小学校にまずは楽しんできてもらうところ。明日、また小学校に行きたいな!って思ってもらえる学校づくりをしています。」
親として、先生からのはじめの言葉はとても印象深いものがありました。
勉強の話をするのかと思っていたら違ってた。ひらがなもカタカナも時計も、全て学校で勉強するので、大丈夫ですと。けど、名前だけは見たら自分のだってわかるようにしてきてくださいねと。
最近の私、ついつい45分の4時間授業、座っていられるのかな・・・先生の話をどれだけ聞いて帰ってこられるんだろう、勉強はどうだろう・・・
もう、そればかりが心配だった。
けど、もしかしたらのん太郎はこの小学校で一生涯付き合っていくお友達に出会うかもしれない。小学校の時の友達って、なんかちょっと特別で。もしかしたらそんな出会いが待っているかもしれない。それは、人生における大事な大事なたからもの。
先生の話はもう少しだけ続き・・・
「私は小学校では、たくさん失敗をしてほしいと思っている。失敗のできる強い人間に。そして失敗の数ほど学びがある」と。
そんな話があり、私には心強い話だった。失敗の話、これはいつも私がのん太郎にかけている言葉と同じ言葉だった。
もしかしら、小学校ってこどもがこどもでいられる最後の場所なのかもしれない。そんなことを思う。そして堂々と失敗することが許される場所。
保育園時代があっという間だったのように、きっと小学校もあっという間にすぎていくに違いない。保育園の登園と同じように同じ気持ちで、小学校へ行って欲しい。
よし、まずは楽しんで登校できる日々を家でも作っていきたいと思う。
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のん太郎の小学校は区内でもカリキュラムのしっかりとした”特別支援学級”のある学校で、その支援学級への入学を希望し、引っ越してくるご家庭もいる。
その学級の担任の先生からの話もあった。知的面や身体面で、通常学級の子たちより支援の必要があるが、できることに関しては、同じように取り組んでいきたいと。
だから共同の制作、共同の音楽授業、そして共同の運動会。
交流の時間を多くもち、6年間過ごしていくという。
活動を共にしていくなかで、何か困ったことがあったらその都度相談をしてほしいと、そんな話があった。
ありきたりな言葉だけど、人間は一人じゃ生きていけないし、いろんな人がいる。のん太郎もその色んな人の中の一人であり、6年間を通し心も体も成長していって欲しい。色んな人に出会い、多くのことを学び、一歩でも二歩でも前進していってもらいたい。
そして最後にもう一つ驚いたこと。
「入学式では、ランドセルはいりません!」と、説明。
えぇぇ!入学式ってランドセル、いらへんの???
衝撃~!!!
入学式、桜の木の下で、ランドセル背負って・・・っていうアレ、ないの?
校門の前に立てられた『入学式』という立て看板のとなりで、ランドセル背負っている写真を撮りたいなと思っていたけど・・・ランドセルはいらないらしい。驚いた~!そしてちょっぴり残念です。けど、渡されたプリントにも不要って書いてあるわ!
入学式にランドセル、むしろあった方がいいと思うけど色々あるのかな・・・。
さぁ!あと2カ月。
もう保育園生活も、幼児でいられる時間も、のこりわずか。
”今を大切に”
もう、それしかないな。
いつもありがとう。
美羽